なぜ
その上を行く
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人材育成と教育(23)
【その上を行く】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【メーカー製品群の調査分析力(海外含む)】でした。
購買構造の改革で購買部門が関与できる部分を示し、グローバルの視点から相応しい購買先を選定する必要性が高まっていること、だからこそ購買候補先相互の強み弱みを知ることが必要になっていることを概説しました。
最後に、そのためにはどんなことをする能力があなたに求められているかに触れました。
さて、今回のテーマは、【社内VAへの提案力】です。結論は【その上を行く】です。
ご存知の通り、VAとは、製品を製造する過程で原料がもたらしている価値を分析することを通じて自社製品のコストダウンに繋げて行こうとするものです。
化学原料のコストダウンでは、価格交渉、別の安価なメーカーからの購買に切り替えるなど、対象とする原料そのものを変更することなく追及していくのが大概のやり方です。
しかし、今購買している原料そのものがそもそも妥当なものなのかを疑い、「何故その原料でなければならないのか?他の原料でも同じ状況を作り出せるのではないか?」と発想して見るのもブレークスルーのキッカケになる場合があるのではないでしょうか?
しかし、この発想をすることは思ったよりも簡単なことではありません。
購買の通常の立場は、研究開発部門が必要と決めた原料を前提にして、「どうすればコストダウンができるだろうか?」と考えることになっているはずです。
即ち、「何故?」と言う要素以外のところで何とかしようとする訳ですね。
実は、最も重要な要素にはメスを入れないスタンスなのです。
逆に言うと、原点であるこの要素に物申すだけの力量を持っていればもっと世界は広がる可能性を秘めていると言うことにもなりませんか?
ですから、
以下に続く)
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(この下続き)
ですから、もしも、研究開発部門が考えている以上のことを考え出せれば、その境地に足を踏み入れることが可能になりますね。
では、それを実現するためには購買にはどんな能力が求められるのでしょうか?
ざっと次のようなことになるのではないでしょうか?
1)研究開発者以上に広く、深く、考えること
2)所望されている原料の機能が一体何なのかを突き詰めること
3)考え出したアイディアの実現性を想像できること
4)新しく考え出した原料の工業生産状況を世界規模で調査できること
5)新しく考え出した原料の世界中のメーカーを抽出できること
6)新しく考え出した原料の適正価格を把握できること
7)研究開発部門を動かすことができること
8)新しく考え出した原料を最有利に購買する状況を作り出すこと
これらを眺めてみると、いずれもやらなければならない当然の項目ばかりではありませんか?
しかし、1つずつ考えてみるとなかなかの深みと難易度を意味していることに気付かれることでしょう。
ですから、これは主要な購買能力の全てを傾注しないとできない非常に高度なレベルであると同時に、研究開発に関して担当者以上の執念を持つことが求められるものになりますね。
さて、あなたには、この能力は既に備わっているでしょうか?もし、不足しているとすれば何をする必要があるのでしょうか?
では、今回はここまで。今回の結論は【その上を行く】でした。
次回は、【人材育成と教育】の24回目です。
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編集後記)
台風一過で完全に夏が終わり、爽やかな秋に飛び込んでしまった見たいですね。東京でも東日本大震災を再現したかのような膨大の帰宅難民状態になってしまっているニュースを見ました、あなたは大丈夫でしたか?
さて、今回は、これ↓。

金魚にお似合いの水草。ふっくらとした茎は布袋さんのお腹のよう。
どこでも見かけますが、実は、ほれっ、涼しげな花が咲くんですね。
上手く言ったものです・・・「ウォーターヒヤシンス」だそうな。
あっという間に水面を覆い尽くエネルギーが、いやー、頼もしいですね。
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