2011年08月31日

相手の土俵で

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

               人材育成と教育(21)

                 【相手の土俵で】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【メーカー製造コストの解析力】でした。

 これを実行するために必要になる具体的な能力について概説しました。あなたはこの能力をどうやって手に入れますか?


 さて、今回のテーマは、【販売価格の推定】です。結論は【相手の土俵で】です。


 要するに、見積に頼らない推定販売価格が是非とも欲しいと言うことです。


 先ず、蛇足かも知れませんが、「どうして販売価格の推定が必要になるのか?」と言う点を示しておく必要があると思います。


1)そもそも何故必要なのか(1)

 1つ目は、誰がやっても変わらない、担当者個人や自社の都合ではない根拠のある目標価格を決定するためです。

2)そもそも何故必要なのか(2)

 2つ目は、私が推奨する最も信頼性の高い目標価格である『輸入価格』が得られない場合の頼れる目標価格に代用するためです。

3)そもそも何故必要なのか(3)

 3つ目は、売り手の土俵である販売価格と言う場で価格についてコミュニケーションするためです。メーカーのコストを振りかざしてもまともに取り合って貰えないのはご存知の通りです。売値と言う相手の土俵に踏み込むしかないのです。


 と言ったところです。


 では、次に進んで行きましょう。


 主変動費以外のコストとは?

 となると、

前号で解説した主変動費の他に、人件費、減価償却費、直接管理費、間接管理費、適正利潤、その他の変動費、商社マージンなどを乗せることで販売価格に変換する必要があります。


 で、ここで最も厄介なのは適正利潤ではないでしょうか?


 ここからが、今回のメインテーマです。


 では、主変動費以外のコストをどうやって推定します?

以下に続く)
──────────────────────────────────
【化学原料系】コストダウンセミナー(大阪):募集中です!

日時:   10月4日(火) 10:00−16:30
場所:   福島区民センター会議室(大阪)
テーマ:  体系的に学ぶことで、コストダウンの確実性を高め、
       化学原料を上手に購買する戦略とノハウを学ぶことが出来ます!
      【化学原料のコストダウン戦略とそのノウハウ】
      〜購買・資材・物流部門から研究者・技術者・開発者まで〜

 詳細は下記をクリックしてご確認ください。

http://www.rdsc.co.jp/seminar/111012.html


 尚、下記のフォームからお申し込みいただきますと講師割引特典をご利用いただけます。お1人49,980円のところを24,990円(1名)、42,000円(2名)とお得になっております。

http://www.ip-labo.jp/article/13183391.html


 又、セミナー参加者への特別サービスとして、いくつかの条件付きですが、私にしか出来ないコア技術情報を無料でご提供させていただく特別なサービスがございます。ご希望の方は、【最もコストダウンしたい副原料1つを慎重に選別して】ご提示できるチャンスをご利用いただけます。その確たる情報をネタにして値下げ交渉によるコストダウンをしていただけます。
──────────────────────────────────
(この下続き)

 では、主変動費以外のコストをどうやって推定します?


 ですから、上記の個々の費用をどうやって推定できるのか?と言うことに行き着くことになります。


 あなたなら具体的にどうしますか?どうしていますか?


 普通、ここでやるのは、自社の経験的な関係やデータなどを転用して見るのではないでしょうか?


 しかし、これでは余りに乱暴ですね。


 何故なら、相手の会社は自社と同じようなコスト構成になっている保証は全くと言っていい程ないからです。


 又、売り手の会社のこのような費用の内訳のデータを買い手側が掴める筈もありません。


 ところが、売上高と直接材料費との関係を裏付ける確かなデータが実はあると言うことに着目すればこの課題は見事にクリアできるのです。


 即ち、直接材料費にほぼ近い主変動費と、販売価格とを統計データで結びつければよいのです。


 統計データを使って、主変動費から販売価格への推定が可能なのです。


 この統計データは収益構造がほぼ共通する小さな業種毎に丸められているので、あなたが購買している原料が含まれる相応しい業種に着目すれば推定精度をそこそこに保てると言う訳です。


 では、その統計データとは何者なのか?信頼しても大丈夫なのか?


 ご安心ください。このデータの出所は、日本国内の全ての製造会社が定期的に経済産業省に報告を課せられている企業単位での生データ類です。常時、一般的に公開されています。


 従って、これ以上に信頼性のあるデータは他にはありません。


 では、具体的にどんな統計データがあり、どのようにして推定していくのでしょうか?やり方と大怪我をしないための注意点はどんな点でしょうか?


 それらの詳しいことは、弊社が開催している上記のようなコストダウンセミナーにご参加されれば修得できます。

 

 では、今回はここまで。今回の結論は【相手の土俵で】でした。


 次回は、【人材育成と教育】の22回目です。
---------------------------------------------
編集後記)

 盆が通過して子供たちが夏の宿題で急かされるような蝉の声に変化して来たようですが、暑さの方は相変わらず連日厳しいものがありますね。朝晩の気温が少しばかりの救いです。


 さて、今回は、これ↓。

ドングリの準備

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春に花が咲いていたと記憶していますが、もうこんなにも準備が出来ているのですね。


 誰にも気付かれないようにヒッソリとですが、確実に秋が近づいているようです。


 そう言えば、ドングリと言うのはてっきり毎年できるものと思っていたのですが、この前、マテバシイのように2年掛かるのもあると言うのを知りました。うーん、辛抱強いものですねえー。
-------------------------------------------



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。