2011年05月31日

ゴールを見据えて

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               人材育成と教育(16)

               【ゴールを見据えて】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【取引先の購買仕様書記載への指導力】について書きました。

●キチンと書いて貰う項目は何か?
●そのために必要な能力とは何か?

を示すと共に、もしあなた自身や組織内に備わっていない場合の対策に触れました。

 

 今回は、『目標価格の設定力』について考えてみたいと思います。


 今日の結論は【ゴールを見据えて】です。


 ここで先ず考えなければならないことは、


「どうして目標価格が必要なのですか?」と言う素朴な疑問についてです。


 これには2つの重要な理由があるのではないでしょうか?


 1つ目は、およそビジネスと言うものに必ず必要なこととして「どうなりたいのか?」と言う一種のゴールをイメージすると言う部分があります。


 社内のどの部門を見てもお分かりのように、各組織やその構成員である各個人にはゴールが明確に設定されているから仕事が回っていますね。


 ゴールを設定すると現状を冷静に見つめることが出来るようになり、結果として問題や課題に気付くことが出来る訳です。


 ゴールがないところに現状の問題も課題も生まれてはこないのです。あるのは現状と言う状態があるだけになってしまいませんか?

 

 2つ目の理由は、原料購買の最大の関心ごとは、「購買価格をいくらに出来るか?」ですから、


そのゴールである目標価格がどうしても必要になると言う訳ですね。


 やはりこの場合も、目標価格を決めることで初めて現状の購買価格の問題や課題、更には取引先の適否までが見えてくると言う関係になっています。


 目標価格がなければ、現在の取引先との購買価格が事実として存在するだけであり、何らの感情すらも湧いてきませんよね。


 そう言うことで、目標価格の設定がどうしても避けて通れないと言うことが分かりますね。


 ところが、意外なことなのですが、社内の他部門と異なり、購買部門ではゴールである目標価格が設定されないままの業務運営が結構許されていたりするのではないでしょうか?


 果たして、あなたのところではいかがでしょうか?


 ややもすると、


「今までの価格が●●であったのを、△△に出来ました。めでしめでたし」となっていませんでしょうか?


 実は、ここで重要なことは、

以下に続く)
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 実は、ここで重要なことは、

A)コストダウンの過程で目標価格はそもそもいくらであったのか?
B)この目標価格の根拠は何であったのか?
C)その根拠は妥当であったのか?
D)この目標価格から何が課題になっていたのか?
E)この目標価格を目指してどんな具体策を講じたのか?
F)到達した価格を目標価格と比較してどう評価するのか?
G)更に今後に残された課題は何なのか?
H)残った課題への方策とスケジュールをどうするのか?


などが議論され、合意され、今後が方向付けられると言うサイクルを回して初めて仕事になって行くと言えますよね。


 では次に、肝心の目標価格とは一体何なのでしょうか?又、どうあるべきなのでしょうか?


 まず、目標価格は購買担当者の個人としての感覚や思惑で決めるものではないと言うことが注意点かも知れません。


 もし、これを認めてしまうと、担当者は自分がストレスを感じないようにハードルを下げてしまうからです。


 昔、子供の頃に遊んだゴム跳びと言うのがありましたが、飛ぶ瞬間に手で下に押し下げて飛び越える反則と言うのがありました。これをやってはおしまいですよね。


 思い切ったチャレンジこそあなたの存在価値ではありませんか?


 次はこの逆ですが、目標価格は誰がやっても同じようになる根拠を持って設定するのが理想ではないでしょうか?


 そうなって初めて目標価格の確たる資格が備わっていることになります。


 あなたは、誰がやっても同じになると言う目標価格を設定していますか?


 YESであればあなたは本当に立派なプロですよ!


 NOであれば今後の課題ですね。


 では、今回はここまで。今回の結論は【ゴールを見据えて】でした。


 次回は、【人材育成と教育】の17回目です。
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編集後記)

 台風2号が通過して一段と緑が深まった気がします。本格的な梅雨をしばらく凌ぐ時期になりましたが地盤沈下した東日本や地盤の緩んだ宮崎県などを思えば、今年はむしろ長くてもいいから穏やかな雨であることを願いたい気分です。


 さて、今回は、これ↓。

inumuresuzume

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マメの花のような格好をしているが、鮮やかな一色。


 葉はネムの木やネムリ草のような構造ですが、葉っぱの割には花の数がビッシリで咲きっぷりがお見事。

 まあ、犬のように群れたスズメとは上手く言ったものですよね。
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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。