2011年01月04日

素直になれるか?

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               人材育成と教育(8)

               【素直になれるか?】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【人材育成と教育】の7回目でした。

 原料機能分類に関する理解について解説しました。同僚との業務の切り分けのベースになる部分ですが、この線引きは結構毎日気分次第でブレてしまいかねないものです。それだけにシッカリとした管理体制と基本ルールとチームプレイを固めておく必要があります。


 あなたのところではどのように工夫されていますか?


 さて、今回は、【人材育成と教育】の8回目、


今日の結論は、【素直になれるか?です。


 あなたのところでは、中期計画や来年度計画の作成時期ではありませんか?


 と言うことで、いつもの順番を敢えて変更して【コストダウンテーマの構想力】について次号まで2回に分けて説明しましょう。


 さて、あなたは、コストダウンの計画はどうやって策定していますか?


 コストダウンを推進するためには、『コストダウンの計画が最も重要』であることはご承知の通りです。


 コストダウンの成否の70%は計画で決まってしまうからですね。


 計画が上手ければ実行段階が少々下手でも時間的な遅れはあったとしても何とか達成できるものです。


 逆に、計画が不味ければ、いくら実行段階で努力をしても成功するのは限られ、多くは徒労に終わってしまいます。

 

 では、成功する計画のキーポイントは何でしょうか?

 

 実は、突き詰めると、計画のキーポイントは次のようになるのです。


1)現状を、思い込みではなく、冷静に判断できること
2)コストダウンの構想を総合的に描けること
3)揺るがない目標価格をイメージできること
4)3)を踏まえて、対象原料を精度よく、且つ、漏れなく選び出せること
5)優先順位を精度よく作れること


 上記の文章は、全て末尾が『●●できること』としてあります。他人事ではなく、あなた自身のコンピテンシーとして明確に表現したかったからです。


 では、順に少し解説して行きましょう。

以下に続く)
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(続きです)

 先ず、出発点はこれになります。


1)現状を冷静に判断できること:

 ここで現状とは、

*今の購買原料は、万国共通の言葉でどう言えば世界中のどこでも伝わるのか?(何を?)
*今の購買価格は、世界の中でどんな位置付けなのか?(いくらで?)
*今の取引先は、世界の中でどんな位置付けなのか?どうしてもそこから買うしか術がないのか?(どこから?)


の3つの質問に的確に答えられることです。


 いずれも当たり前の事ですね。


 しかし、実際問題としてはハードルは非常に高いものです。でも、これが出来ないと冷静な判断は正直言って無理なのです。


2)コストダウンの構想を総合的に描けること:

 総合的とは、

*コストダウンのための基本的要素とコストダウン方法の全体像を漏れなく知っていること
*原料毎に可能性のあるコストダウン方法を漏れなくイメージできること
*世界中のメーカーを漏れなく知っていること

と言うことになります。


 しっかりとこのことを受け止めて見てはいかがでしょうか?


 「なあんだ、そんなことならとっくにやっている!」と思われたとしたら残念なことです。


 「そんなことできる訳がないじゃないか!無理難題を言うもんじゃない!でも待てよ?」と素直に感じられたら今後の成長のチャンスがありそうです。

 

 以上、結論は素直になれるか?でした。


 では、今回はここまで。次回は、【人材育成と教育】の9回目です。この続きをお話します。

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編集後記)

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 今回は休みが短いし、天候も大荒れと言うこともあって帰郷を諦めて自宅でジッとしていることになりそうです。まあこんな正月もいいもんかなと?


 さて、今回は、これ↓。

鬼ゆず

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんともグロテスクですが、本当に子供の頭ぐらいもあってビックリ仰天。


 これでも柚子の仲間らしいのですね。


 一説では、煮ても焼いても食えないシロモノ(まるで私のような?)らしいですが、風呂に浮かんでいたりしたら腰を抜かしてしまうかも?

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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。