2010年12月15日

ブレないように

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               人材育成と教育(7)

               【ブレないように】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【人材育成と教育】の6回目でした。

 原料購買部門に特有のコンピテンシーを前回から解説し始めました。

 初回は『原料品名統一へのルール理解』を取上げましたね。何も価格イメージを生み出さない通称の品名に、化学物質名・組成を簡易表現するキーワードを追加して複合した品名にし、同種原料が名寄せされた購買実績情報を維持・管理することの重要性を書きました。あなたのところではどうなっていますか?

 

 さて、今回は、【人材育成と教育】の7回目、今日の結論は、【ブレれないように】です。


 さて、【原料機能分類に関する理解】について説明しましょう。


 あなたのところで購買している原料品目数は通称の品名で数えてどのくらいありますか?


 数100種ですか?数1000種ですか?それとも数10000種でしょうか?


 それだけの原料を何名で購買管理することになっていますでしょうか?


 おそらく、膨大な数の原料をあなたは分担しているというのが実状ではないでしょうか?


 そうすると、お互いに重複業務が生じないように、且つ、関連性を配慮していくつかを束ねてあなたは分担していることでしょう。


 その時に使われる便利なやり方の1つが機能分類です。
(それとは別のやり方で、取引先で切り分けるやり方もありますが・・・)


 例えば、樹脂は○○さんの担当、触媒は△△さん、包装材料は●●さん、
と言った調子ですね。


 言い換えると、全ての原料にこの機能分類を、漏れなく、重複することなく、付与する必要が出てくるわけです。


 但し、上記のようでは広すぎるのでもう少し細分化していることでしょうが。


 例えば、

1) 主モノマー
2) コモノマー
3) オリゴマー
4) その他のモノマー
5) 乳化剤
6) 分散剤
7) 重合開始剤
8) 反応性助剤
9) 各種抗酸化剤
10)重合添加剤
11)その他の重合添加剤
12)主樹脂
13)改質用樹脂
14)一次可塑剤
15)二次可塑剤


などなどです。


 あなたの場合は、どうなっていますか?

以下に続く)
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(続きです)

 あなたの場合は、どうなっていましたか?


 さて、これらを重複することなく、又、異質なものが同類にならないよう整合性を配慮しながら、購買実績データを維持・管理するにはどうしたらよいと思いますか?


 これを混乱なく進めるには、事情に精通した専属者1人に任せるやり方がキーポイントです。(必ず、技術が詳しく分かる人を人選してください。)


 既存の原料であれば、完全にその人に全権委任するのがベストなやり方です。


 一方、新らしい原料が発生したら直ぐにその人に機能分類を付与して貰うルールが必要になります。


 チームワークと個人のスムーズな連携が大切になるわけです。


 では、もしあなたが委任された本人だとしたら注意すべき点は何でしょうか?


 その場になってみると分かるのですが、結構悩ましいことが起こります。そして時々刻々とその判断基準がブレるものなんです。


 しかし、ブレてしまうとこの機能分類が崩れてしまうのです。


 もし、困ることがあったら下記の点に注目して混乱を解消してください。


●どの機能分類にすべきか迷った時は、その原料を使用する本当の理由は無視して、化学物質として同じものは同じ機能分類に入れること

●どちらの機能分類にすべきか迷う場合は、安く買うために相応しい方を選択すること


 以上の2点を考慮してくださいね。なぜなら、究極の原料購買の目的はよい
品質の原料を安く買うことだからです。要するに【安く買う】と言う最上位の使命を叶えられるように交通整理すればよいわけです。

 

 話を元に戻しましょう。


 あなたは、この仕掛けを抜かりなく遵守していますか?目立たないことですが、疎かに出来ない基本ですね。


 以上、結論は、【ブレないように】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【人材育成と教育】の8回目です。

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編集後記)

 クリスマスと大晦日が直前に迫って来ましたね。例年のことですが年賀状が気になっております。何とか滑り込みセーフとしたいものです。


 さて、今回は、これ↓。

皇帝ダリア

 

 

 

 

 

 

 

 二階の屋根にも届きそうな勢いに度肝を抜かれました。


 茎を見ると何と太さが30mmぐらいなんです。木じゃないですか!とても花だなんて思えません。


 でも、確かにこの花は高貴な雰囲気を感じさせる。素晴らしいものです。
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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。