組織力の素
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人材育成と教育(3)
【組織力の素】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【人材育成と教育】の2回目でした。
「原料購買部門でのあるべき人材とは?(マインドの部分)」について概説しました。
心の持ち方、ややもすると嵌ってしまう心理状態などについて考えて見ました。言い換えると、これらはあなたが購買の役目を担う上で下支えしてくれるものと言うことにもなりますね。
さて、今回は、【人材育成と教育】の3回目です。「あるべき人材とは?(購買組織力の部分)」について考えて見ましょう。
今日の結論は、【組織力の素】です。
これには4つの要素があるのではないでしょうか?
まず、1つ目は、組織全体として購買能力を発揮できていること、と言うことですね。
組織の使命・目的・目標などが全員で共有できていること、みんなのベクトルがピタリと合っていてぶれないこと。あなたも組織の一員として参画できていることが必要なわけですね。
その素になるのは、あなたのボスの説明責任とあなたの共感力です。
しっかりした使命・目的・目標などの購買戦略部分にあなたが心底納得できているかどうかと言うことになりますね。
勿論、あなたのボスがオーケストラの指揮者に相当します。ですから、部下を圧倒するだけの情熱で、的確に指揮棒を振れているかどうかが重要ですが、それにあなたがどれだけ答えられるかが同時に問われていますね。
2つ目は、構成員の能力が多彩で、購買業務として包括的であることが理想と言えます。
ややもすると、みんなが金太郎飴になってしまっていないかが心配になります。モノトーンな味も素っ気もない音楽になっていないでしょうか?
色々な得意分野、色々な能力、多くのスキルがあって初めて購買組織は力を発揮できるのですから。
多様化、ダイバーシティがキーワードです。
尚、この部分は、あなたのボスの組織構成力が大きくモノをいいます。現状を踏まえ、長期的な視点を加味して作り上げていく必要があります。又、日常的には、組織運営面でボスがどのように心配りをするかと言うことにもなるかと思います。
しかし、「あなたが組織の中でどのような存在感を発揮できるか?」が同時に問題になりますね。同僚たちとは違う何かが求められていることになります。
そして、3つ目は・・・、
以下に続く)
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そして、3つ目は、
基本部分、即ち、購買組織内のどの人にもなくてはならない共通的な要素が必要と言うことです。
ここは、ビジネスマン(レディーも含めて)が備えていなければならない要素と、購買マンだからこそ持っていなければならない要素に大別されるでしょう。
例えば、楽譜が読める、音合わせをする、楽器の手入れをする、絶対音を認識できる、感情表現の仕方、などなど・・・
最後の4つ目は、何と言ってもあなた個人としてのコンピテンシーです。
勿論、これは構成員に専ら依存するものではなく、あなたのボスが作成した購買業務特有のコンピテンシーライブラリーを手掛かりにして、部下が自主的に選択できる仕掛け作りが必要です。
しかし、組織の個々の構成員の今の能力と今後の能力開発がベースになっていますね。
以上、結局、あなたのボスとあなたが気持ちを一つにしてお互いにやるべきことをやり遂げる風土が必要と言うことになるかと思います。
いくらボスが素晴らしい指揮者でも、構成員一人一人がしっかり持ち場の楽器を使いこなせることが前提になっていますね。
ですから、当然のこととは言え、個人として役割を果たせるための能力を磨き続ける懸命な努力が肝心となります。
あなたは常日頃からどのように能力を向上させようと努めていますか?
以上、結論は、【組織力の素】でした。
では、今日はここまで。次回は、【人材育成と教育】の4回目です。
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編集後記)
一年中で最も晴天が続く10月の真っ只中で、どこでも祭りや運動会など歓声が聞かれる月となっているのではないでしょうか?味覚の秋も堪能したいところですね。
さて、今回は、これ↓です。
この色の鮮やかさ。大抵は何らかの色との混色であったり中間色だったりで、ここまで真っ赤なのは非常に珍しく驚かされました。
これを見ると、いつも思い出すのは「鶏頭となるも牛後となるなかれ!」です。人生の生き様を教えてくれるいい諺ですねえー。
えっ、間違っている?
「鶏口となるも牛後となるなかれ」でしたっけ?まあ、意味は変わらないから頭と口は似たようなものでしょう?
肛門と言わなくて済む分ましなのでは?いやいや、失礼致しました!
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