2009年12月15日

単価が問題!

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               コストテーブル2

               【単価が問題!】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の36回目でした。

 いつも言われるコストテーブルの必要性ですが、『立場上、情報不足になる買い手が果たしてコストテーブルを作れるものなのか?』について考えて見ました。そして、主変動費の原単位に関して少し解説を加えました。


 さて、今日は、【いくらで買うのか?】の37回目です。前回の続き、後半部分を解説しましょう。


 今日の結論は、【単価が問題!です。


2)使う単価の精度

 次に、コストを算出するには、各上流原料毎に

必要量(kg)*単価(円/kg)

の計算をする必要があります。


 必要量は原単位でほぼ適切に決まるとすれば、残るのは単価です。


 ここで重要なことは、「どんな単価を使えばよいのか?」と言うことです。


 即ち、変な単価を使ってしまうと、得られるコストもいい加減なものになってしまうのは必然ですね。


 実は、コスト試算をやっていると豪語されている方々の殆どはここが弱点なのです。


 もし、あなたがそのような話を小耳にされた時は、「使われている単価は信頼性の高い根拠があるものなのか?」と確認する必要があります。


 きついようですが、コスト試算ゴッコでは仕事にはなりません。くれぐれもご注意くださいね。


 ですから、精度の高い単価を使うことが極めて重要になることをお分かりいただけることと思います。


 そこで、最も基本部分にあるのは『各上流原料の単価』です。


 と、ここまで解説してくるとお気づきになられたことと思います。


 そうです。


 以前のブログで「あるべき価格」の話を延々と繰り広げてきましたが、それを妥当な単価として使えば問題は解消されます。

(以下に続く)
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(続きです)

 私が最もお奨めしていたのは、


『輸入価格』


でしたね。


 以上で、そこそこ精度の高い主変動費が求められると言うわけです。


 で、残っていることは、固定費の部分です。


 固定費は上述したように、個々の原料毎ではなく業種として決められる要素が強いので、例えば、


樹脂加工の業種であれば固定費は概略・・・


と言ったように扱えば、固定費の業種別データさえあればほぼ妥当に固定費を予測出来ます。


 しかし、ここでもう一度立ち止まって考えてみると、


そもそもコストテーブルを作る目的は、作成自体にあるのではなく、適正な売値を見抜くためであるわけですね。


 ですから、固定費を何とかして求めようとするのではなく、「残っている部分は、固定費と適正利潤である」と仕訳をし直せばよいのです。


 因みに、コストを売り手にぶつけても、全く響くものではありません。


 何故なら、売り手の興味はコストではなく、売値なのですから。


 ですから、コストから売値の土俵に変換することが必ず必要になります。


 と言うことですから、むしろ、業種としての『固定費+適正利潤』を、根拠を持って推定できれば課題は解決したことになるわけです。


 そこで、売値と変動費との関係を統計データから求め、それを同業種の他の化学原料に適用するやり方が考えられます。


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をお奨めします。


 以上、今回の結論は【単価が問題!】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の38回目、です。

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編集後記)

 12月恒例の神戸ルミナリエは瞬く間に終わってしまいましたが、ご覧になりましたか?何回見てもあの美しさは感動モノです。

 阪神・淡路大震災から随分になり風化が進んでいると言われますが、毎年この光であの時の記憶が甦ってきます。人の心の真ん中にある優しさは何にも勝る宝物ですね。


 さて、今回は、これ↓です。

300ナマズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 明石川で御用。


 最も大きなゴミ用ポリバケツに二つ折りでやっと納まるこのサイズ。お見事な巨体。


 さては、こいつの性だったのか!


 地震は二度と起こらなくなる「これにて一件落着」かも?

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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。