2009年11月15日

どちらが欲しい?

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

              2つの適正価格

            【どちらが欲しい?】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の34回目でした。

 「輸入価格を調査する時の注意点」について解説しました。大怪我をしないように用心しましょう。


 さて、今日は、【いくらで買うのか?】の35回目です。


 今日の結論は、【どちらが欲しい?です。


 さて、今まで、機会あるごとに購買する場合の適正価格の重要性を書いてきました。


 そこで、問題の適正価格、です。


  実は適正価格には2つあることを知っていますか?


 「えっ、ただ1つのものではなかったのですか?」


 「いやいや、購買量によって変わってくるから無数にあるはず!」


 あなたのお考えは、どちらに近いでしょうか?


 2つの適正価格とは、


1)売る側が抱いている適正価格

2)買い手が期待している適正価格


の2つがあるのです。


1)とは、コスト+売り手が期待する利潤、のことです。売り手が言う適正価格です。

2)は、コスト+売り手の事業が継続できるための適正利潤、のことです。買い手が言う適正価格です。


 ですから、両者は一致することは滅多にありません。


 売り手が期待する利潤と言うのは多いほどよいと思うことが多い訳ですから、

結局、

1)>=2)

と言う関係になっているものなのです。


 =の意味は、最も上手に購買できた場合、と言うことです。

(以下に続く)
-----------------------------------------─

■ コストダウンセミナー(東京):募集中!

日時:  11月30日(月) 10:00−17:00
場所:  パラシオン飯田橋
テーマ名:【化学系】副原料における科学的コストダウン手法


 詳細は下記をクリックしてご確認ください。


http://www.ebrain-j.com/cgi-bin/seminar/seminar_detail.cgi?id=20091130-0015&date=200911


 尚、弊社経由でお申込みされる場合は、講師割引特典により39,900円のところが34,650円になります。複数なら35,700円/名のところが30,450円/名で済みます。

 下記をクリックして表示されるフォームに必要事項をご記入の上弊社宛にご連絡ください。

http://www.ip-labo.jp/article/13183391.html 

-----------------------------------------
(続きです)

 ですから、『営業マンの口から出る適正価格』と言う言葉に惑わされてはいけませんね。


 「どちらの適正価格のことなのか?」を忘れてはならないのです。


 一方、


「購買量によって変わる性格のものだから適正価格は無数にある」と言う考えについて少し考えてみましょう。


 この論理は、売り手が専ら用いることで、少量の購買なら高く売りたいと言う意思を示したものです。


 勿論、物流コストや管理コストなど少量のために余計に掛かる費用の発生を否定しているものではありませんが、所詮、それらは細かい価格差を生むだけのものです。


 従って、少量の購買であると言うことが大きな価格差を生むはずはないのです。


 しかし、現実には、「購買量が少ないので」と言って結構大きな価格差をあなたは要求されているのが実態だったりしますね。


 これは、正に論理を超える価格政策の話です。


 従って、購買する側のあなたはこのロジックを認めてはならないのです。


 購買量により適正価格が無数に発生すると言うのは元来あり得ず、それは単なる売り手側の価格政策に過ぎないと言う認識に立つ必要があります。


 ですから、要するに、適正価格は2つしかないと考えるのが合理的な捉え方です。


 適正価格についてスッキリしましたか?


 今回の結論は【どちらが欲しい?】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の36回目、です。

---------------------------------------------
編集後記)

 10月の快適な陽気から一転して、変化の激しい天候に悩まされていますね。寒暖の差も大きくなったためか、何年ぶりかで風邪の1週間を送っていました。諺にも例外はあるようで・・・。トホホ。


 さて、今回は、これ↓です。

ニチニチ草

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 




 どこでも見かけるお馴染みの花。


 次々と咲いていくところからニチニチ草となったとか。


 人間を長いことやっていると、時間のスピードがどんどん増して来たように感じます。毎日、毎日を充実して過ごしたいものですね。
-------------------------------------------



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。