2009年10月15日

助かります!

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               輸入価格(3)

               【助かります!】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の32回目でした。

 「輸入価格が持つ意味」の続きを解説しました。


3)日本国内限定ではない国際的に通用している価格
4)見積もりをしないでも獲得できる価格を知ることができる
5)どこから輸入できるのかを事前に読める


でしたね。


 さて、今日は、【いくらで買うのか?】の33回目です。今回も前回の続きです。次は、輸入価格の活用について見て行きます。


 今日の結論は、【助かります!です。


 さて、今まで述べてきた輸入価格の意味を踏まえて、具体的な活用の仕方について考えて見ましょう。


A)見積書の適否判断


 まず第1の活用は、あなたが入手した見積書自体の適否を判断するための基準にすると言うことです。


 元来、見積書と言うのは価格を決定するための1つの方法に過ぎず、あくまでも売り手が希望する価格です。


 従って、それを是認するか、修正を求めるか、更には別の相手を探すか、は買い手の判断に掛かって来ます。そこで評価の厳然たる基準としてこれを使うことが出来る訳です。判断する人に依らない絶対的な判断になります。


B)値下げ交渉


 次は、現在の購買価格が妥当かどうかが分かるのですから、問題だと感じたら値下げ交渉に繋げるために利用できます。


 値下げ交渉と言うのはややもすると少しの値下げでも手を打ってしまう危険性を孕んでいます。


 そこで、簡単には妥協しないための絶対的な基準としてこれを使えばよいのです。


C)商社マージンの交渉


 次いで、CIF価格とその他費用から妥当な価格と言うのが判ったのですから、もし商社経由で購買しているなら、商社マージンが見えてくるはずです。


 そのマージンは、あなたが「商社から恩恵を受けているメリットに見合うものであるのか?」を見極め、不当に高額なマージンを払っていると確信できるならマージンの値下げ交渉をすることができます。

(以下に続く)
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(続きです)

 その次の活用法はこれです。

D)コストダウン企画


 以上までは、現状の手軽な改善に関してでしたが、更に踏み込んで本質的なコストダウンを企画するために活用することも出来ます。


 到達できる価格が分かれば、現状の購買価格がどう言う位置にあるのかを実感出来る訳ですから、問題の所在と改善の必要性が明確になるはずです。


 と同時に、やればできると言う勝算も確信できます。


 従って、

*どう言う手法でコストダウンするか?
*どう言う手法でするのが効果が大きいか?
*どう言う手法でやるのが実現性が高いか?


などを考慮しながら、「確かにできると言う具体的なコストダウン計画」を作り込むことができます。


E)海外品の導入


 そして、優先すべきコストダウン手法が海外品の導入と意思決定できれば、どの国にアプローチすればどの程度のコストダウンが出来るかを行動開始する以前に予見できる訳です。


 後は、価格メリットが商社マージンに化けてしまわないように直取引できるまでの実務的行動を進めればよいことになります。

F)値上げ交渉


 そして、最後はこれです。


 あなたは値上げ交渉に曝されて苦悩することがあるでしょう。売り手の論理をまともに受け止めては大変な苦境に陥ります。


 「どうしてそこまでの値上げが必要なのか?」

 「売り手の企業努力は十分なのか?」

に関して議論する上で、輸入価格が活用できます。


 例えば、


「輸入価格では●●円/kg程度しか値上がりしていないのに何故御社ではそこまでの値上げを要求されるのですか?せいぜいこの程度ではないでしょうか?」と言った具合です。

 

 今日の結論は【助かります!】でした。

 

 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の34回目、です。

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編集後記)

 今年は何となく台風が少ないまま無事に終わったなと安心していたところ、強烈な18号の登場となりました。甚大な被害をニュースで知りましたがあなたのところは大丈夫でしたか?好天続きの秋が戻ってきてウキウキしております。


 さて、今回は、これ↓です。
300黄彼岸花

 こんな色、初めてです。


 たまたま目に飛び込んできたのですが、やはり目立ちますね。


 虫が一般的に好むのは白とかこんな明るい色なんだそうですね。


 じゃあ、虫けらかい?私は?


 単なる珍しいものがり屋ムシなのです。普通のものはサッパリ感動しない性分なんです。はい。

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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。