2008年01月15日

誰が決めたんや?

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        誰が決めたんや?

   【早目のメーカー選定でムダ金を止めろ!】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【何を買うのか?】の4回目でした。
 地味だけど、コストダウンを影で支えている「購買実績データ」の重要性と必要性をお話しました。あなたのところではどんな課題が見つかりましたか?それをどうやって解決しますか?

 

 さて、今日は【どこから買うのか?】の1回目、です。

 結論は、【早目のメーカー選定を!】、です。


 このテーマが、そもそも、テーマになってしまうのはなぜでしょうか?

 あなたに質問があります。

 「どこから買うのか?」は、誰がどうやって決めるものだと思いますか?

 

 そうですよね。これはメーカー選定と言う領域ですね。ですから、購買部門の主要任務ですよね。

 「どこから買うのか?」が決まれば、残りは殆ど決まってしまうからですよね。勿論、最も重要な品質も価格も。


 最近は、昔のようなのどかな原料購買は許されなくなって、世界最有利購買が問われるようになりましたからね。生半可な気持ちとスキルでは出来るはずがありませんからね。

 では、この建前論と実状とのギャップはいかがでしょうか?

 どこも、みんなギャップの大きさに泣かされているのではないですか?

 気がついてみたら、どこから買うか?はスッカリ決まっているなんてこともザラにあるのではないでしょうか?

 購入開始の時に、誰かが「●●から購買してくれ」と言って来たり、購買から「どこから買えばいいのですか?」と聞いたりして・・・。


 では、その時に、どれだけの判断材料が使われていると思いますか?

 そんな場合は、研究開発部門や製造部門から話が舞い込んできていませんか?

 

 そうなんです。ここが出発点なのです。


(続きは下にあります)
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【トピックス】

 いよいよセミナー当日が迫ってきました。まだ間に合うのでお急ぎください

 

 私の紹介があれば大幅割引になります。詳しくは、

http://www.ip-labo.jp/category/1187975.html

をご覧下さい。

 

セミナーのテーマ:

 累積コストダウン実績700億円の舞台裏で一体何が行なわれていたのか?
100万円でも売れてしまう秘密を初公開!

化学原料購買のための考え方とコストダウン手法19種

 


講師:

       化学原料コストダウン研究所 所長
(社団法人)近畿化学協会 化学技術アドバイザー(購買)

                          山本 恒雄

 


日時・会場・受講料
●日時 2008年1月23日(水)
             13:00−17:00
●会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館3階320
●受講料 1名39,900円(税込、資料代含)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円

 *弊社の推薦がある場合、1名につき10,500円引き
        (2名以上は各12,600円引き)

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(続きです)

 では、彼らは、その原料を購買するに当たって、どれだけ原料購買としての責任を考慮して行動しているのでしょうか?

 ただ一つ、自分たちの都合と便利さと緊急性とで、限られた情報に基づいてアクションをしているのですよ。


 いや、これは、彼らを批判しているのではありません。置かれている立場として当然のことをしているだけなのです。

 

 しかし、これが、会社全体としては問題なのです。

 

 要するに、一言で言えば、【原料購買部門が機能していない】と言うことです。


 購買部門のあなたは、原料購買に関しては彼らよりも高い能力を持っていますよね。ですから、その能力が作用していないことはトータルとしてはマイナスなのです。


 では、どうしてこんなことになるのでしょうか?


 何が問題だと思いますか?

 

 それは、メーカー選定を新原料購買時にやっていないことから来ているのではないでしょうか?


 大量に購買するようになって、初めて、おもむろに、購買部門はメーカー選定をするようになっているからでしょう。


 でも、化学原料の場合、1度購買し始めた原料はおいそれとは変更できませんよね。社内のリソースを動員して大変な労力を掛けないと購買先を変えられませんからね。

 ですから、初めに購買し始めたが最後、メーカー選定から見れば奇妙になっていても購買し続けるしかなくなるのです。


 と言うことは、どこか早い時点で、メーカー選定を購買部門はしなければいけないのです。

 これは、業務目標で最も重視されているコストダウンにも匹敵する大切な仕事なのです。


 しかし、そうは部内ども社内でも見做されていないから問題を先送りする風土が蔓延するのですね。

 

 ある意味、そうやって先延ばしすることによる損害は、営々と挑戦しているコストダウンよりも重要なのです。

 コストダウンは成果が数値になって分かりやすいし、社内経営陣も重要視しているのですが、このメーカー選定をやらないことの損失を誰も計算しないし、注意もしないですからね。


 別の言い方をすると、コストダウン実績が出せるのはメーカー選定を真面目にやらなかったお陰と言えるのです。


 何も、初めて100g購買する時にメーカー選定をしろとは言いません。しかし、ある段階になったら(少なくとも安定的な製造になる以前に)必ずやることが必要なのではないでしょうか?


 結論は、【早めのメーカー選定を!】、でした。

 

 では、今日はここまで。


 次回は、【どこから買うのか?】の2回目、です。

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編集後記)

 地球温暖化が喧しいですが、ここ数日の寒さは尋常ではないですね。
うーー、寒い!
 こうやってこの記事を書いている最中でも背筋がゾクゾクしてたまりませんねえ。蓑虫になりきって家の中でじっとしている今日この頃です。


 さて、今回は、左義長、です。

 左義長と言えば、2月の福井県勝山市や3月の近江八幡市の日牟礼八幡などが盛大のようですが、ここ明石市でもあちこちでやられています。

 近くの小学校で毎年執り行われるのに便乗して、しめかざりを持って、毎年参加しています。今年はこれでした。

100さぎちょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 規模はささやかで、屋台・笛・太鼓や夜店が繰り出すなどの大掛かりな祭りの雰囲気ではありませんが、家族連れで参加できる、心温まる、又、美味しい行事になっています。

 どんど焼きもそこそこにして、ハナよりダンゴです。長蛇の列に加わりました。

 いつも大勢の男衆が餅つきをして、お母さん連中が、ぜんざい、きなこ餅、おろし餅を給仕してくれます。たらふくホウバって温まりましたが、今年は【餅入りの豚汁】が好評でした。お母さん、ご馳走様でした。確かに温まるし、絶品でしたよ。


 そう言えば、今度の1月17日で、あの阪神淡路大震災からもう13年になりました。被災された人達がわずかな食料と水を求めて避難所で長蛇の列だったのを思い出しました。私の自宅も少なからず被害を被りましたが、そんなのはたかが知れています。本当にひどい状況になった膨大な数の被災者のことを思うと胸が痛みます。世界中の助けのお陰で復興も随分と進みましたが、まだ終わってはいないのですよ。

 それにしても、健康と無事に心から感謝しなければなりませんね。

 来年も、ごっつあんします。

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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。