キチガイになれ!
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購買仕様書キチガイになれっ!
【情報集めは、一歩一歩ずつ地道に】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、「何を買うのか?」の1回目で、「何を?」の手掛かりである「購買仕様書」を取上げました。あなたのところでは整備状況はどんなものでしたか?
さて、今日は【何を買うのか?】の2回目、です。
あなたは購買仕様書は何のために必要と思っていますか?
そうです。契約書の代わりをするものですね。
それは、法律と同じで、売り手と買い手が守らなければならない最低限の約束事を明確にするものです。
そうです。「最低限」なのです。ルールは最低限が原則ですから。
では、その目的は果たされていますか?
「当然でしょう」との、あなたの声が聞こえました。
でも、それは、日常的な購買業務に視点が置かれていて、順調で当たり前のこと。
一方、問題が発生した時や、発生しそうな時の頼りどころにもなっていますね。
以上が、普通考える「購買仕様書」の意味です。
でもそれだけでしょうか?他に何があると思いますか?
今から、1分間、考えてみてください。
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気がつきましたか?
そうなんです。
あなたが購買している原料が「何か?」を知るためなのです。
え、「何故知る必要があるか?」ですか?
(続きは下にあります)
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【トピックス】
今日は、飛び切りのニュースです。必ずお読み下さい。
あなたの購買人生が一変します。
東京で、【化学原料のコストダウンセミナー】を開催します。
講師の私が、7年間、原料購買部門で経験したコストダウンの全てを解説いたします。
正真正銘の生情報です。セミナーに参加しなければ決してこの情報を手にすることはできません。お見逃しなく!!
概要は下記の通りです。
(セミナーの題目)
▲▲累積コストダウン実績700億円の舞台裏で一体何が
行なわれていたのか?100万円でも売れてしまう秘密を初公開!
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化学原料購買のための考え方とコストダウン手法19種
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講師
化学原料コストダウン研究所 所長
(社団法人)近畿化学協会 化学技術アドバイザー(購買)
山本 恒雄
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日時・会場・受講料
●日時 2008年1月23日(水) 13:00-17:00
●会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館3階320
●受講料 1名39,900円(税込、資料代含)
*私の紹介者であれば割引特典が得られます。
(10,500円安くなり参加費は29,400円となります)
(セミナーのポイント)
化学原料に限定して、購買の考え方と多彩なコストダウン手法を解説します。学習した教本をバイブルにすれば次々とコストダウン策を考え出せるようになります。
化学系メーカーにおいて最も効果が大きいコストダウンは変動費の削減であることはご承知の通りです。しかし、原料のコストダウンのやり方をリードできる手本はどこにも開示されていません。ですから、電気・自動車メーカー出身者が書いた購買本を頼りに、勘・経験・根性で手探りのコストダウンをしているのが実状ではありませんか?昔の私が正にそうであったように。
このセミナーでは、7年間に亙る実務経験に基づいて、化学原料購買の考え方と、現場に密着した生々しいコストダウン手法を体系的に学習
できます。
肝心のところが抜け落ちていて、いざ実践しようとすると役に立たない理論や空論ではありません。コストダウンの前提になる考え方を踏まえることで具体的な戦術が有効に働くようになります。一方、この手法は19種と網羅されておりますので、コストダウンを考え出すためのバイブルとすることができます。更に、手法を支える購買情報(何を?どこから?いくらで?)は極めて現実的・定量的・科学的・合理的なものを駆使していますので、誰でも、高確率に達成できるようになっています。
私は10年前からこのノウハウを実践していました。受講者のみなさんが「ええっー、そこまでやるのか?こんなことができるなんて」と、驚愕の余り卒倒されるのではないかと心配しております。当日はくれぐれも体調を整えてご参加下さい。
(セミナー内容)
1. 化学原料購買の考え方
A.はじめに
B,化学原料購買の特徴
C.コストダウンのための条件整備
D,価格について
E.価格交渉実験(1)
2. コストダウン手法(19種)
A.共通的な事項
B,手法の全体像
C.手法ごとの考え方、注意点および事例
D.手法とコストダウン効果の関係
E.価格交渉実験(2)
F,纏め
<質疑応答>
以上です。
尚、特典をご希望の方は、必ず、下記の弊社ホームページの無料相フォームからお申込み下さい。
弊社で受理次第、特典専用申込書を添付ファイルとして電送いたしますので、必要事項をご記入の上、FAXにて下記へ正式にお申込みしてください。
株式会社 情報機構
FAX番号:03−5740−8766
http://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA080144.php
では、東京でお会い出来ましたら最高に嬉しいです。
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(続きです)
それは、あなたが、コストダウンの方法を考え出すためです。
例えば、
1)同じようなものが、他にどこで製造されているのか?
2)現在購買している原料に何か特殊性はあるのだろうか?
3)その特殊性は世界中で唯一の特殊性なのだろうか?
4)その特殊性は本当に必須なのだろうか?
5)品質でどの項目が絶対条件なのだろうか?
6)絶対条件の品質項目のレベルはどの範囲になっているのだろうか?
7)どんな上流原料を使っているのだろうか?
8)製造コストはどのくらいなのだろうか?
9)上流原料の価格が変動したらどの程度影響するものなのだろうか?
10)そもそもいくらぐらいの価格のものなのか?
11)他社で購買するといくらで買えるのか?
などなど・・・
結局、購買のルーチンワークのために必要なのは当然ですが、それと共に重要なのが、いやもっと重要なのは、コストダウンに役立つ情報を収集することが「購買仕様書」に課せられているのです。
ですから、「購買仕様書」の整備は極めて重要な攻めの購買業務ですね。
ところが、これは地味な仕事と考えられているのでみんなで後回しにしたり、なくても困らないとか、なくても我慢できるなどと考えてしまうのです。
そして、手前の仕事に明け暮れてしまうと言う構造的な問題を含んでいるのです。
だから、気がついてみたら、何十年分の負の蓄積として、購買仕様書の整備率20%と言うことになってしまったのですね。
基本がしっかりしていないと何事も上手く行かないのはある意味で、自業自得 なのです。
私はそのことに気がついて、購買仕様書を整備するのに約3年掛かりました。それでも整備率70%にしかならなかったと言う苦い体験をしました。
では、一体なぜ、こんなに難しいのでしょうか?
それは、下記のような背景があるからです。
売り手)
1)販売実績を追い求めることに躍起になっているので、そんなレベルの低い仕事はやってられないと思っている。
2)なくても、人間対人間で売買しているので口約束でもやれると思っている。
3)口うるさいお客だけ対応しておけばよいと思っている。
4)自分の業績評価に「購買仕様書の整備」はそもそも入っていないので、膨大な時間を掛けても評価されないと思っている。
5)作成するには、社内の関連部門との調整まで必要で本当に面倒くさい。
6)買い手に塩を送ることになりかねないので、出来るだけお客には情報を提供したくないと思っている。
7)歴代の上司たちが、そもそも同様な考え方で購買仕様書を捉えてきた。
買い手)
1)忙しく業務に追い立てられていて、そんなレベルの低い仕事はやってられないと思っている。
2)なくても、人間対人間で売買しているので口約束でもやれると思っている。
3)ISO9000を導入しているなど口うるさい社内ユーザーだけ対応しておけばよいと思っている。
4)自分の業績評価に「購買仕様書の整備」はそもそも入っていないので、膨大な時間を掛けても評価されないと思っている。
5)作成するには、社内の関連部門との調整まで必要で本当に面倒くさい。
6)コストダウンに活用したいので、出来るだけ原料情報を収集しておきたいと思っている。
7)歴代の上司たちが、そもそも同様な考え方で購買仕様書を捉えてきた。
え、両者でどこが違うの?
唯一違うのが6)ですよね。
買い手も売り手も、「購買仕様書の整備」を価値の低い仕事と位置付けているのです。
では、問題だと気づいたあなたはどうすればよいのでしょうか?
そうです。
購買仕様書キチガイと言われるように、何年間も必要性を言い続け、行動し続け、同僚も巻き込んで一歩一歩やっていくしかありません。
(特にやりやすくするには、新原料は100%整備すると言う姿勢で臨むことにすれば効果的です。)
なんせ、2週間に1回の催促をし続けても、完成までには1年以上掛かる売り手も一杯いるのですから。
あっ、自動的にMSDSも入手できる仕組みにしましょう。これも大事です。
そして、最も重要なことは、
「購買仕様書」の中身をあなたが様式化して、必要な情報を全部誤魔化されずにキチンと記入して貰えるように売り手を指導することです。
様式を考える時の視点は、
同じ原料を海外から購入するために、候補先に照会するのに必要十分な情報を全部含ませることですね。
さあ、どんな購買仕様書の様式になるか、考えてみてください。
では、今日はここまで。
次回は、【何を買うのか?】の3回目、です。
編集後記)
すっかり気温も下がって、朝夕は冷え込むようになって来ましたね。冬の気配と共に、最後の月を迎えることになりました。「今年も早かったなあ」、と実感します。
さて、今回は、明石公園恒例の菊花展覧会です。菊の香りに包まれながら、多種多様な菊とその色合いが満喫できるイベントです。
今年が78回目で、10月下旬から11月上旬でした。
ところで、明石の名物は何かご存知ですか?
色々ありますが、何と言っても、明石だこと明石ダイです。
と言うわけで、今年のタコはこれでした。
今年は、赤紫色のコスチュームをまとって現れました。撮影の時期が少し早かったので8本足が緑っぽい悔しい出来栄えですが、毎度のことながら創作される方のご苦労と技に感心させられました。
どうやればこんなことが出来るのでしょうかね?上手いこと頭の部分を飾れるもんなのですねえ(ん、これが腹とは考えられない)
あ、これを眺めていたら急にむずむずしてきました。
明石名物、「明石焼き」と言う玉子焼きみたいなタコ焼きを食べに行こうっと!