無人島?
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無人島?
【世の中の知識や知恵はどこにあるのか?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、「なぜ買うのか?」の3回目で、開発購買の課題を取上げました。
さて、今日は【何を、買うのか?】の1回目、です。
そうそう、思い出しました。配属早々にびっくり仰天したのはこれだったんです。(過去のブログ記事No.4−No.6を見て下さい)
それで、調べて行きました。そしたらついに購買仕様書に辿り着いたんです。
ロッカーの中に購買仕様書を閉じたキングファイルがあったんです。
購買仕様書なるものを初めて見ました。いろいろ項目が沢山書いてありました。
品名
取引先会社名
捺印
日付
定型の契約事項
品質スペック
荷姿
入り目
秤量精度
納入場所
納期
ざっとこんなものでした。ふーん??
次にやってみたのが購買実績のデータと購買仕様書の対比でした。
第2回目のびっくりマークでした!!!!!!
一体何があったのでしょう????
(続きは下にあります)
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【トピックス】
下記のセミナーを東京で開催します。
私の紹介があれば大幅割引になります。詳しくは、
のお知らせコーナーをご覧下さい。
セミナーのテーマ:
累積コストダウン実績700億円の舞台裏で一体何が行なわれていたのか?
100万円でも売れてしまう秘密を初公開!
化学原料購買のための考え方とコストダウン手法19種
講師:
化学原料コストダウン研究所 所長
(社団法人)近畿化学協会 化学技術アドバイザー(購買)
山本 恒雄
日時・会場・受講料
●日時 2008年1月23日(水)
13:00−17:00
●会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館3階320
●受講料 1名39,900円(税込、資料代含)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
*弊社の推薦がある場合、1名につき10,500円引き
(2名以上は各12,600円引き)
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(続きです)
購買仕様書があるのは
20%程度
だったのです??????
あなたのところではどうですか?
どんな購買仕様書の中身になっていますか?
購買仕様書はどのぐらいありますか?
これらは一体どう言うことなのでしょうか?すっかり頭が混乱してしまいました。
話は突然変わりますが、あなたは囲碁をやられますか?
なんとなくなのですが、囲碁で布石を打っている気分なんですよね。
白紙同然と言うか?
スカスカと言うか?
どうにでもなるって言うか?
混沌状態と言うか?
勘と経験の世界と言うか?
繋がりがないと言うか?
取りとめもないもの?
囲碁の場合、本当は、布石が最も奥深く、結果的に最も重要なのです。一方、終盤になってしまえば、厳しい秒読みの中にあっても、プロなら誰でもほとんど同じように最善手を実行できるそうです。
わたしも中終盤より布石〜中盤の辺のカオス的なところが好きなんですが、この体験はどうも肌に合わなかったのです。囲碁で言う定石のような部分を経験したからこそプロになれたのですから。
私のそれまでの経験では、創造性とか独創性とか大きなことを成す前には、必ずハードに、バックグラウンドとして多くの先人の知識・知恵の部分一心不乱に学ぶ段階があるものだと思ったのです。それらを越える必要があるわけですから。
だから、このような情報の欠落は耐え難い苦痛でした。バックグラウンドの部分がない状況の中で果たして何を生み出せるのか?まるで手品師なのか?
個人のその時の能力だけで仕事が構成されているのだろうか?
その個人がいなくなったらどうなるのだろうか?ゼロから始まるのか?
絶えずリセットされながら仕事は運営されていくものなのだろうか?
そんな気持ちに包まれてしまったのです。とにかく、迷路に入った状態でした。
あなたの周りではこの辺はどんな具合でしょうか?
では、今日はここまで。
次回は、【何を買うのか?】の2回目、です。
編集後記)
ずっと雨の少ない快適な秋が続いて喜ばしいことですね。気温も少しずつですが下がって来ていますのでいよいよ本格的な紅葉も真近ではないでしょうか?この辺りでは六甲山が名所なのですが、見ごろになっています。
さて、今回は、またしても明石ではなく、その北にある三木市とっておきのイベント、「金物まつり」です。
三木市は昔から金物が有名で、日本刀でお馴染みのたたら製鉄の流れをくんでいるそうです。
毎年、三木市役所周辺で繰り広げられているご当地ならではまつりです。私は今回始めて見に行きました。
広大な駐車場は、金物の出店と各種の屋台でびっしり。なんと集まったのは6万人ぐらいの人だったそうです。
金物の店には、大工さんなどその道のプロが「お気に入りの道具を」と遠方からもはるばると買いに集まっていました。
屋台からはいつものようにおいしそうな香りが漂い、誘われるままに思わず食べ過ぎてしまうものですね。この調子では「明日からの散歩を強化してメタボ対策をしないと不味いな」と気になって来ました。
ちょっと珍しいもので、山形名物のこんにゃく団子と言うのを食してみましたが、これはその点でも心配無用で、今流のものです。味噌味が利いていて確かに美味でした。
ところで、このまつりの自慢は何でしょうか?
オール金物製の「金物鷲」です。
翼長5m、高さ3.2m、奥行1.8mの大きさで、重さ1.5トン。オオワシの格好ですごい芸術品でした。
のこぎり、のみ、かんななどの大工道具の刃などを使って、組み上げられたキリッとした雄姿に感動しました。使われている金物は、な、な、なんと3329点でした。
いやーっ、お見事!!