2007年09月01日

購買は気ままな旅??

 前回は、前々回までの話の裏側で呟いている私の心の中を書きました。

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 あなたは、旅行する時に綿密に計画を立てますか?それとも白紙同然で出かけるタイプですか?

 


 私は、年に1回、車中泊の釣り旅行をしています。ここ2年はご無沙汰していますが・・・。気楽なものですよ。

 なんせ計画をしないからです。決めるのは、精々、


1)どの辺りを?
2)最長、いつからいつまで?
3)財布の中身は?
4)持って行くものは?

だけです。

 あとは、現地の近くの駅まで突っ走って行って、チラシやパンフレットをかき集めて、9:00頃から15:00頃までの時間の過ごし方を勝手に決めて行動します。

 17:00頃までは海岸線を適当に走りながらああでもないこうでもないと釣り場になりそうなところを物色し、夜釣りの場所を決めて座り込みます。

 24:00頃になったら魚信がなければ車にもぐりこんで仮眠して、朝早くにもう1度釣りをして楽しみます。

 お日様が高くなってきたら、釣り竿を畳んで次の場所に移動。温泉に浸かったり適当に名所旧跡などを観光して自由な時間を楽しみます。

 

 こんな調子で3−4日過ごしたら自宅にたどり着いています。

 

 この休暇スタイル、体はさすがに疲れ切っていますが、心は全くすっからかん状態になれます。まるで「フウテンの寅さん」を満喫できます。

 ストレスがむんむんしている中で仕事をされている購買マンにはお奨めですよ。

 

 でも、こんな調子は休暇だから許されることで、購買の仕事ではできっこないですよね。

 

 しかし、購買の仕事もひょってしてそうなっていたりして・・・???

 

 下のようになっていませんか?


1)何故買うのか?
設計部門・製造部門から教えて貰えば済むこと!
購買マンが深く考えても仕方ないこと!
もっと安価にする設計を考えるのは設計部門の仕事!

2)何を買うのか?
設計部門・製造部門から教えて貰えば済むこと!
自分には内容が理解できなくても不都合はない!
重要なスペックも教えて貰えば十分!複雑な組成を知っても活用のしようがない!


3)どこから買うのか?
既に決められているので選択しなくて良いこと!
候補先を知りたければ適当な程度に調べるとか取引先や商社に教えて貰えば済むこと!
世界中のメーカーなんて知らなくてもこまらない!


4)いくらで買うのか?
見積書を出させてそれを認めれば済むこと!
不安な時や他の人からうるさく言われるなら、適当な候補先から相見積書を揃えれば済む!
見積価格を適当に値切れば上司を喜ばせられる!
国際価格なんてどうでもよいこと!
他社(日本国内の競合)より安くできたと思えたら満足!


5)いつ買うのか?
急いで買うもので手一杯!
将来買うことになるものは本格化するまでは適当にやればよい!


6)どう買うのか?
設計部門・製造部門から教えて貰えば済むこと!
購買側から提題することはない!


7)購買戦略?
設計部門・製造部門を満足させられるように対応すればよいこと!
購買部門が主導する戦略なんて必要ない!


8)コストダウン
出来る範囲でやればよいこと!
計画は気合で作るしかないもの!
計画の成功確率はどうでもよいこと!
目標価格は**%OFFと勘で決めるもの!

 心の中を誇張して表現しているので、読んで憤慨されているかもしれませんが、冷静に、胸に手を当てて見つめ直してみる???

 

 これじゃあ、まるで私の気ままな旅行そっくりではありませんか?

 

 こんな調子では、本当は主要なライン機能なのに、いつまでたっても購買部門は補助部門の扱いしかされないのではないでしょうか?

 

 では、今回はここまで。

 


 あなたは上記の購買スタイルをどう感じますか?何故そうなってしまうと思いますか?本質的な問題は何だと思われますか?そして、どうすればこのような状況を革新できるとお考えでしょうか?


 コメントやトラックバックをお待ちしています。

 

編集後記)

 残暑お見舞い、申し上げます。この挨拶、何回目かな?

 8月末が近づくと、つくつくぼうしの声に急き立てられるように、山積になってしまった夏休みの宿題でヒイヒイ言っていた頃を思い出します。でも、肝心のつくつくぼうしの声がまだ聞けていないように思いますが??

 

 今回の写真は、喜春太鼓。近くの小学校での夏祭りで撮ったもの。全員女性で編成されている名物太鼓で、地元では有名などちらかと言うとおばさん達ですがいつもながらの熟年パワーには感心させられます。

 明石市民まつりなど地元のイベントでは引っ張りだこ。春から秋に掛けては超過密スケジュールだとかで、私が所属している自治会の今年の夏祭りには残念ながら参加していただけなかったんですよ。
 名前の由来は、明石城こと喜春城だそうです。明石市民の自慢の一つです。

 えっ?私は太鼓ができるかって?せいぜい、でんでん太鼓とゲーム機の「太鼓の達人」で叩く六甲オロシなら得意ですけど・・・。

太鼓



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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。