2013年11月

2013年11月30日

自前主義の損得

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              戦略作成のための質問集(14)

                 【自前主義の損得】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【戦略作成のための質問集(13)】でした。


 原料予算、購買組織運営の予算などの捉え方に関する質問でした。どんな戦略が見つかりましたか?


 さて、今回は、【戦略作成のための質問集(14)】です。【自前主義の損得】です。


 今まで通り、

A)●●だから戦略としてYESを選択する
B)●●だから戦略としてYESともNOとも決めかねる。●●を判断基準
にして都度戦略として好ましい方を選択する
C)●●だから戦略としてNOを選択する

と言う調子で考えていきましょう。

 

 では、どうぞ。


305)自前主義は利益の最大化に取って好ましいと思いますか?
(それとも、拘りは返って利益を損なってしまうと思いますか?)
306)自前主義は労務費を有効活用するための重要なポリシーだと思いますか?
(それとも、労務費の発想に縛ってしまうことには無理があると思いますか?)
307)自前主義を貫くために必要となる費用は大きいと思いますか?
(それとも、人件費以外に余分な費用が発生しないので利益を損なわないと思いますか?)
308)何でも自社でやるのは社外に出るお金がない分望ましいことだと思いますか?)(それとも、自前主義で失うことになる利益の方が大きいと思いますか?)
309)自前主義では賃金・賞与などの表面的費用だけでなくおよそ倍の労務費が掛かってしまいますがそれでも拘る価値が高いと思いますか?
(それとも、表面的費用だけで済むアウトソーシングの方が得だと思いますか?)
310)時間を買うのが自前主義の対極であるアウトソーシングだと思いますか?
(それとも、アウトソーシングしても時間は買えないと思いますか?)

以下に続く)
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 【 化学原料のコストダウン戦略とノウハウ 】
〜非市況原料に注目したコストダウン手法19種と3つのコア技術〜

● 基礎化学品や汎用樹脂ではなし得ない“非市況原料”に着目したコスト
   ダウン!
● 分かりやすいロールプレイング付きで、コストダウン技術を確実に
   モノにする。
● 科学的根拠に基づいた、長年の経験と知識を持つ講師が徹底的に解説!


日時:      2013年12月10日(火)  10:00〜17:00
会場:      東京・品川区大井町 きゅりあん  4階 研修室
受講料:     47,250円 ( S&T会員受講料 44,800円 )
           上記価格より:(同一法人に限ります)
             2名で参加の場合1名につき7,350円割引
             3名で参加の場合1名につき10,500円割引
受講者特典:   希望者には条件付きで、20万円相当の無料特典あり


 尚、前日開催の『豊富な事例から学ぶ海外調達の基本手順と実践』と併せて2日間集中受講も可能です。(2日間受講料:73,500円)


 詳細は下記にてご確認してお申込みいただけます。
http://www.science-t.com/st/cont/id/22128


 尚、下記の講師ルートからお申込みいただきましたら、割安(47,250円のところが23,600円、同一法人で2名以上のご参加の場合や2日間コースの場合はついては主催者にご確認願います)の講師割引でご参加いただけます。
http://www.ip-labo.jp/article/13183391.html

 


【趣旨】

 化学原料のコストダウンは利益創造の決め手として追求することが求められています。経済環境を言い訳にできる余地はなく、必達のテーマになっています。

  セミナーでは巷で行なわれていない新しいコストダウンのやり方を1日で集中的に学びます。化学原料の購買に何らかの形で携わっている方は是非このノウハウをご活用ください。

  化学原料の中で、基礎化学品や汎用樹脂のような価格変動が頻発する市況原料を除く非市況原料(ファインケミカル、添加剤、安定剤、難燃剤など)に注目し、コストダウンの考え方と多彩なコストダウン手法を解説します。

 これらの原料は、化学製品を作るために欠かせない物質ですが、購買金額が市況原料に比べて概して少ないため、コストダウン効果が小さいと思い込まれてしまい対象として軽視されているのが現状です。しかし、そこにこそコストダウンの大きな余地と損益分岐点改善への道があります。
(勿論、市況原料の購買構造の改革の場合にも有用です。)

 本セミナーでは、豊富な化学原料購買の知識を持つ講師が、長年の経験から見つけ出したコストダウン戦略、コストダウン手法19種とそれを支える3つのコア技術を解説します。コストダウンができるのは運でなく、確かにできる科学的な根拠が必要なのです。結果は成功の原因があるから生まれるのです。

  コストダウンと言うものを体系的に学ぶことで、あなたはコストダウンの確実性を高めることができます。又、一日にして社内一の専門性を手にすることができます。

 尚、条件付きで、20万円相当の無料特典をゲットすることもできます。
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(この下続き)

311)アウトソーシングでは高い能力が期待できないと思いますか?
(それとも、自社にはない能力を買うのがアウトソーシングだと思いますか?)
312)自前主義は仕事の質を高める上で好ましいことだと思いますか?
(それとも、理想的能力はいつまで待っても揃うことはないので拘るのは得策ではないと思いますか?)
313)可能な限り自前主義を止めた方が今後のためになると思いますか?
(それとも、アウトソーシングを拡大して行くと自社でやることが少なくなって好ましくないと思いますか?)
314)全社での画一的な経費節減を攻めの購買組織に適用するのは不味いと思いますか?
(それとも、購買だと言う特異性はないのでやむを得ないと思いますか?)
315)購買組織での一般経費節減は必要だと思いますか?
(それとも、返って経費節減による悪循環を懸念しますか?)
316)一般経費節減が教育費や情報費に及ぶことを好ましいと思いますか?
(それとも、購買能力と仕事の質を高めるための費用は減らしては不味いと思いますか?)

 

 お疲れ様でした。結論は、【自前主義の損得】でした。


 次回は、【戦略作成のための質問集(15)】です。

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編集後記)

 今年最後の月を迎えることになりました。気持ちよく新年が迎えられるよう、あと一踏ん張りと行きましょう!

 

 さて、今回は、これ↓。

派手なキク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 紅色と黄色の縁取りで派手なコントラスト。
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blg_07_anbuy at 23:58コメント(0) この記事をクリップ!
購買 | 戦略
Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。