2012年02月
心の準備
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購買戦略(あるべき購買の姿から考える)
【心の準備】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【何故、戦略を戦術と厳密に線引きしなければならないのか?】について概説しました。
一言で言えば、『あなたの上司である購買責任者には、あなたにはできない仕事』に大半の精力を傾注して欲しいからでした。それが会社のためであり、その部下になっているあなたのためでもあるのですね。
さて、今回は、『購買のあるべき購買の姿』について考えることにします。結論は【心の準備】。
ところで、頭が混乱して来ているかもしれないのでもう一度繰り返しておきましょう。
ここで取上げている購買戦略のテーマ(相当、当分続きます)は、ハッキリ言えばあなたには関係ありません。
しかし、あなたがもしたった今購買責任者になってしまったとしたらどうすべきかを考える機会にして欲しいのです。今から蓄えて欲しいのです。
さて、では進みましょう。
唐突な質問ですが、ビジネスらしい仕事の仕組みと言うのは一体どうなっていると思いますか?
ビジネス以外であれば許されるが、ビジネスでは殆どありえない仕組みとは一体何でしょうか?
例えば、人生目標を見てみましょう。
周りに、明確な人生目標を立てて毎日実行しようとしている人はいますか?
おそらく、100人に1人も思い当たる人はいないのではないですか?
人生目標と言うのはおよそ7つ程度のカテゴリーがあり、各カテゴリー中にはいくらでもあなたの望む人生目標を沢山設定することができるものです。
そして、そうすることでどんどん願いを叶えていくのですが。。。。
そのようなものをいつも頭に置いて行動している人はいますか?
それほどまでに希有になってしまう理由は、全てが自己責任であり、他人や会社から全く強制されない領域だからです。自分自身の志次第、生き様と言うやつですね。
では、趣味や遊びの世界ではいかがでしょうか?
5年先、10年先、20年先などを見据えて、いつまでにはどんな状況になろうなどと明確に目標を掲げて日夜努力している人は滅多にお目にかかれないですよね。
まあ、遊びですから当然のことかもしれませんが。
そんな事をやっていたらストレスが溜まってどうしようもないか。
さて、ではビジネスではどう言う仕組みになっているのでしょうか?
以下に続く)
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(この下続き)
さて、ではビジネスではどう言う仕組みになっているのでしょうか?
実は、
どんな職業でも、どんな業界でも、どんな職種でも、ある時点でのあるべき姿を先ず最初に作っていませんか?
あるべき姿を設定してから現在とにらめっこして、そのギャップから種々の課題を見つけ出し、1つ1つの課題を解決するための方法や道筋を時間を逆回転しながら考え出して行きますね。
要するに、原点は『あるべき姿』『こうありたい姿』をイメージすることから始まっているのですね。
では、化学原料の購買の仕事の場合は、どうでしょうか?
そう言うことになりますね。
先ずやることは、『あるべき購買の姿』を描くこと。
そこから、課題が発見できる訳です。
『あるべき購買の姿』がなければ、正確に課題を捉えることはそもそもできないのです。課題は差の分析から始まるのですから。
ですから、『あるべき購買の姿』を描くことこそ、購買戦略の出発点と言うことになります。
中には、「そんなものは必要ない!」と言う人がいるかも?
でも、それはビジネスの基本的仕組みを自ら不要と言っているのと同義です。
戦略を持たないのが戦略だとか、
結局は、戦略放棄の姿勢ですね。
購買責任者の役割を自ら捨てていることに気付く必要があるのではないでしょうか?
では、あなたならどのような『あるべき購買の姿』を設定しますか?
では、今回はここまで。今回の結論は【心の準備】でした。
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編集後記)
あれっ、もう3月ですか!
依然として硬いつぼみのままの梅ですが、そろそろ咲いてくれないと桜に追い越されてしまいかねませんね。
さて、今回は、これ↓。
今年は季節感がひどく遅れている感じですが、やはり寒風が吹きすさぶこの季節にはこれしかないでしょう。
この花、実は、原産地は日本なんです。
樹齢600年の巨木が兵庫県丹波笹山の西方寺にあると聞いています。
大川栄策「さざんかの宿」、森進一「さざんか」。うーん、日本らしいいい歌ですね。
もっとも、私は白とピンクの兼ね合いが気に入ったのです。
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