2009年03月
あなたはどのタイプ?
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購買マンのタイプ
【あなたはどのタイプ?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の21回目でした。
見積価格を判断する決定的な根拠は変動コストであるとお話させていただきました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の22回目です。
今日の結論は、【あなたはどのタイプ?】です。
価格の決定に携わっている購買マンにはざっと言って以下の3つのタイプがあることをご存知ですか?
1人目はこうです。
この人は、そもそも、価格と言うものは実態のないものと考えています。従って、需要と供給を云々する以前に買える価格で買うだけに過ぎないと割り切っています。
では、2人目にご登場願いましょう。
価格は、需要と供給及び競合関係の中で必然的に決まると考えています。従って、競争原理を働かせたいとの期待で数社から見積を取ってそれを比較して狙う価格を嗅覚的に決めて行きます。あれやこれやの心理戦の中で値下げを手にできたらその成果に達成感と誇りを感じるのです。
最後の1人は捻くれ者で、こんな調子です。
(以下に続く)
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(続きです)
この人は、需要と供給及び競合が関連すると知りながらも、価格には必然性があると捉えています。従って、価格は人から聞き出したり公開された情報を頼るのでもなく合理的・数値的な根拠をベースに価格イメージを割り出して行きます。この人に取っては、見積価格は単なる参考情報に過ぎないとの発想が前提にあります。一言で言えば、ハイテク分野に比較的多いタイプです。
ところで、あなたはどのタイプでしょうか?あなたの隣の人は?上司は?
更に、将来、あなたはどのタイプになりたいと思われますか?そのためにはどんなことをしたらよいのでしょうか?
こんなことを考えながら購買の仕事をされると楽しくなるのかも知れませんよ。
今日の結論は、【あなたはどのタイプ?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の23回目、です。
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編集後記)
いよいよ待ち遠しかった春になりました。あなたのところでは桜は満開ですか?例年のことですが明石は瀬戸内では遅い方で、まだ殆ど開花していません。数日前に花冷えもあったので絶頂期は入学式頃になるのかも知れません。
さて、今回はこれ↓です。
えっ、一体何なのかって?
済みません。
一瞬の出来事で携帯電話しかなくて・・・。
前回の続きではないのですが、これ、ウグイスなんです。
「ホー、ホケキョ」のケキョの小節では、尻尾を振りながらケナ気に啼いているんですよ。
ね、メジロのように鮮やかな緑色ではないでしょう!と言ってもこれじゃ分かりっこないか。
普段は遠くの森の中から飛びかっている美しい声で心を和ませてくれるのですが、『こんなところで姿を見せていただき、ありがとう』と思わず感謝してしまいました。因みに、とべ動物園での2分足らずの出来事でした。
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見積価格を判断していますか?
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販売価格の絶対軸
【見積価格を判断していますか?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の20回目でした。減産と価格の関係は無関係である理由をお話しました。これで減産と言う営業マンから聞かされる言葉に動じることはなくなると思います。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の21回目です。
今日の結論は、【見積価格を判断していますか?】です。
化学原料を購買する場合、『いくらで買えるのか?』が結局のところ全てであることはご承知の通りです。
今時、使い物にならないようなひどい品質の原料は市場には滅多に出くわさないものです。変な原料を間違って購買することになるのではないかと言う懸念がないのですから、結局、最後に残る決め手は価格になると言う訳です。
そこで、問題になるのは、価格の限界はどこにあるのかと言うことになってきます。
あなたは限界の価格はどこにあると思いますか?
そうです。変動コストになります。
販売価格は、変動コスト+固定費コスト+その他費用+付加価値となっているのですから、最も根源的なのは変動コストと言えます。
即ち、どんな状況下でも、継続的にビジネスとして成立できるための最低限の販売価格は変動コストより下回ることはあり得ません。
その他のコストは色々な形でカバーできる余地があるのですが、こと変動コストに限っては決して譲ることができないコストなのです。
尚、この前提を覆す考え方として、『損して得とれ』式のビジネスモデルが最近増えてきています。
例えば、以前に浸透していた1円携帯電話などはその典型例ですね。プリンターの本体価格などもこの考え方に近いものでしょう。
しかし、それは、携帯電話を購入した人がその後、多額の維持費と電話使用料を使っていただけると確証があるからできる仕組みです。
プリンターの場合、販売価格が変動コストを下回っているとは思いませんが確かに安いと感じることは出来ます。この場合は、今後の各種サプライ部品(インク・トナー・印画紙など)で利益を確保する意図になっています。
消費者を顧客にした一般消費財の場合はこのモデルが成立する場合があるのですが、生産財の場合には殆どあり得ません。
購買した後に多額の出費が必然的に発生すると見込めるケースは滅多にないからです。
即ち、生産財の場合、原料を購買する度に、収支は基本的には完結するように仕組まれています。その後も取引が必ず継続することを担保できないからです。
1回の取引毎に、赤字にならないと言う条件が販売価格には必須なのです。
ですから、最低でも変動コストを下回る販売価格はあり得ないのです。
では、購買する立場で考えると、このことはどのように役立てることができるのでしょうか?
(以下に続く)
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http://www.gijutu.co.jp:80/doc/s_904206.htm
100年に1回と言う大不況の中、販売増が極めて困難な現況で優先する必要があることの1つはコストダウンによる収益増です。
又、不況の大合唱に振り回されることなく、円高を原料輸入で生かす格好のチャンスでもあります。
今、無理やり販売増を目指すことは悪循環に嵌ることは皆さんご存知の通りです。
同様に、一般経費削減の強い圧力下ではありますが、コストダウンに関する出費を抑えたら益々ジリ貧になります。
このコストダウンセミナーを100年に1回の最高のコストダウンの出発点にしてください。
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ここで学ぶことは、やったら偶然出来てしまった風の結果オーライ型の常識的方法を紹介するものではなく、体系的且つ科学的になっております。
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しかし、一方で、『私にもこんなことが出来るのだろうか?』と不安になられたかも知れません。
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では、当日お会い出来ることを楽しみにしております。
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(続きです)
まず、変動コストを算出します。
上述したように、これ以下には絶対ならない価格(限界の価格)を求めたことになります。
後、残っているのは、
この限界価格に、1)固定費コスト2)その他費用3)付加価値(適正利潤の確保が目安)を足して適正価格を求めることです。
こうやって、定量的に適正価格を求めることが出来れば、これを目標価格に設定して原料購買を実行すればよいことになります。極めて単純なことです。
この手順を踏めば、誰が担当してもほぼ同じ目標価格と結果に到達できることでしょう。
又、他の人に『おまえのハードルは低すぎるんだ!』と言った不満を感じさせることもなくなるはずです。
このやり方は、売り手から見積価格を手に入れることとは全く別次元のアプローチです。
従って、このやり方で設定した目標価格を基準に見積価格を判断することになります。
いや、判断できるように変えられるのです。
あなたが常識としてやっている方法、購買の人が誰でもやる方法、即ち、
『見積価格を取ってから、それを何とかできればいいなあ』
と言うやり方には判断がありません。もしあるとすれば、別の見積価格との比較しかありません。
そして、見積価格をいくら集めてみても、似たような見積価格が分かるだけです。
いずれにしても、常識化しているやり方は、入手した見積価格を基準にして仕事をしようとしているだけですね。
今後は、是非、上述したやり方を使って『一段高いレベルの仕事』ができるようになるといいですね。
尚、変動コストから『根拠を持って』販売価格を推定する方法は上記のコストダウンセミナーで学ぶことが出来ます。
今日の結論は、【見積価格を判断していますか?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の22回目、です。
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編集後記)
彼岸桜、さくらんぼなどはもう満開ですから、例年より早目の桜の季節がすぐそこまで来ているようですね。
さて、今回はこれ↓です。
メジロが喜んで蜜を吸いに群れている光景をよく見かける今日この頃ですが、目に飛び込んできた印象的な色合いに感動しました。
くちばしからおでこのところまで花粉を散りばめた黄緑色の愛らしい姿まで一緒に写っていたら最高だったのですが、シャッターの音がする前に、逃げられてしまいました。んーん、残念無念。
あっ、
メジロと言えば、例の花札(梅とうぐいす)の中の鳥をうぐいすと思っている人が多いそうですね。内のカミさんもその1人でした。
因みに、鳴き声は美しいのですが見た目のうぐいすは地味なんですよね。
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