2008年12月
この2つに注目!
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価格が決まるまで
【この2つに注目!】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の14回目でした。価格が決まるまでの過程を考えてみました。そして、どこに注目するか?とあなたに投げかけましたね。
今日は、【いくらで買うのか?】の15回目です。
今日の結論は、【この2つに注目!】です。
どうですか?
あなたならどこに注目しますか?
私は、あなたと同じ買い手の立場ですから、
*コスト と
*適正利潤 に
注目することが重要だと考えています。
それはどうしてでしょうか?
前回のブログ中の項目をもう一度見てください。
抽象的・感覚的でない部分はこの2つだけだからです。
逆に言えば、その他の部分はどのような状況が妥当であるのかを買い手側が冷静に判断できるものはないからです。
又、その他の部分は売り手の意思が抜かりなく盛り込まれるところだからです。
要するに、買い手からすれば、永遠にブラックボックスのところだからです。
その点、コストと適正利潤は、上手くやれば買い手側から透視することが出来ます。
即ち、コストは、変動費を計算することで定量的・科学的に計算が出来るのです。
一方、適正利潤の方はどうでしょうか?
(以下に続く)
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(続きです)
こちらも、現実の統計的データを使えば、コストから実際の販売価格の推定が出来るのです。
根拠は下記にあります。厳密には、実際の販売価格がモトになっているので適正利潤より高めに推定される危険性はありますが、当たらずとも遠からずの推定と言えます。
・「中小企業の経営指標」(中小企業庁編:中小企業診断協会発行)
・「企業経営の分析」(三菱総合研究所発行)
ですから、この2つに注目することで見積価格に一喜一憂して振り回されない絶対軸を持つことをお奨めします。
売り手の土俵で発想しない姿勢を確保できます。【ここ、最も大事なところです!!!】
一方、もう一つのキーポイントは【誰から買うのか?と言う視点】です。
それは、なぜかと言うと、
先ほどの価格が決まるまでの過程をよく見てください。
殆どの段階が売り手の状況で違いが出るからです。
即ち、
コスト:製造のために必要な原料などの購買価格で変わる
利益計画:各社の違いが含まれる
類似商品の市場価格:日本国内か海外かで違う
価格政策:各社の違いが含まれる
販売価格:上記4つを考慮しているので各社の違いが出てくる
市場開拓と価格修正:各社の市場開拓力の違いが含まれる
見積価格:日本国内か海外かなどお国柄や各社の風土の違いが含まれる
価格交渉:どの会社が相手かで変わる
となっているからです。
ですから、相手が変えられず決まってしまう場合に比べて、相手を海外を含めて自由にあなたが選択できる場合の取得価格は大きな違いを生む可能性を秘めているのです。
今日の結論は、【この2つに注目!】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の16回目、です。
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編集後記)
クリスマスの光のオブジェが楽しめるシーズンになりました。青色発光ダイオードの大発明のお陰で多彩になり、見るだけでウキウキして来ますね。
さて、今回はこれ↓です。
例年、12月になると西明石駅でこんな光景が見られます。
今年はヨットのようです。
明石で有名なものと言えば、
子午線の明石天文科学館(東経135度の日本標準時)
海の幸(タイ、タコ、アナゴ、イカナゴ・・・)とウオン棚商店街
明石焼き(卵で出来た高級たこ焼きのようもの)
光源氏ゆかりの地
桜と菊で毎年飾られるイベントの絶えない明石公園(宮本武蔵設計の茶室も)
猟場で著名な鹿の瀬(海の幸の住処)
明石原人
明石海峡大橋(世界一の吊り橋)
海ガメの産卵地(松江海岸)
などなど。
では、なぜヨットなのか?
ちょっと不思議でしょうが、
実は、西宮ではなく人工海水浴場の大蔵海岸に、
世界一周を何回もチャレンジされているあの有名な堀江謙一さんの使ったヨットが次々と展示されているのです。(まだの方、必見です)
それにしてもその衰えることのない旺盛なチャレンジ精神は本当に凄いですよね。
と言うわけで、
多分、2008年7月4日に帰還された波浪推進船を記念したものではないか?と思うのですが・・・
ところで、この光源は全部発光ダイオードなんです。緑も青のお陰なんですよね。
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