2008年09月

2008年09月30日

真剣勝負!

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            真剣勝負!

      【価格に掛ける時間はどれだけ?】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の9回目でした。適正価格の基準は一体何か?について話しました。


 今日は、【いくらで買うのか?】の10回目です。


 今日の結論は、【価格に掛ける時間はどれだけ】です。


 いきなりの質問ですが、原料購買をしているあなたの最大の関心事は何ですか?


1)取引先との信頼関係でしょうか?

2)安定供給の確保でしょうか?

3)品質の確保でしょうか?

4)価格でしょうか?

5)楽して成果を挙げることでしょうか?

6)業務の効率化でしょうか?


 他にも色々考えられますが、まあ代表的なのはこんなところではないでしょうか?


 価値観で、上記のどれを重視するか変わってくると思います。


1)信頼関係:

 ビジネスの最も基本になる部分です。これがないと何も出来なくなりますから。大切です。


2)安定供給の確保:

 原料は生産のために購買するわけですから、連続生産であれば特にこれがないと全く生産計画も立てられません。

 又、昨今の売り手強気の環境では誰もが気に掛けていることではないでしょうか?


3)品質の確保:

 品質一定を維持できないのでは毎度使う側での調整が必要になり、手間ばかり膨大に掛かってしまい、とても使えるとは言えません。使う気になりませんね。


4)価格:

 利益の確保ができなければビジネスを継続することができません。やはり何と言っても避けて通れません。


5)楽して成果を挙げる:

 ビジネスはこれでなければ効果が低すぎて成立しません。いつも心がける必要があります。


6)業務の効率化:

 これがないと固定費がいくらでも掛かってしまい、採算は遠ざかってしまいます。小さな積み上げが多いですが大切であることに変わりはありません。


 ですから、どれも重要なことと言えます。


 しかし、よーく考えてみる必要があります。


(以下に続く)
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 原料購買こそが重視しなければならないこと、他の部門・他の人や他社では期待できないような特有の重要なことに注目する必要があります。


 又、取引先との共通目標になっている事項は大きな精力を注ぐ必要はなく、両社がお互いに協力し合いますので、難易度は低くなります。簡単に言ってしまえばなるようになる訳です。


 更に、仕事時間の中で少しの時間を掛ければできることと、常時意図して行動していないとできないことを区別することも必要でしょう。少しの時間で達成できることであればわざわざ重要と言う必要がないでしょうから。

 

 では、原料購買の立場でどれが最も重要なことでしょうか?


 そうです。【価格が最も重要】なのです。


 何故なら、価格に関しては社内の他の部門は余り関与していません。又、関与できる余地も少ないのです。原料購買部門だからこその事項なのです。


 又、価格は、唯一の取引先との対立点です。ベクトルが全く逆であって、本質的に合意できない唯一の事項になっているからです。あるのは妥協だけなのです。


 ですから、価格に関する局面が来たら、取引先も120%真剣になりますし、購買部門のあなたも目の色を変えて120%真剣にならざるを得ないのは至極当然のことです。


 取引先は、自社の利益の最大化のために神経を研ぎ澄ませる訳です。


 一方、あなたは、あなたの会社の利益の最大化を目指す権利と責務があるのです。


 ですから、価格に関することには最も時間と精力を掛ける必要があるのです。


 では、あなたの日常の行動は、そうなっていますか?


 価格のためにどれだけの時間を注いでいますか?

 

 今日の結論は、【価格に掛ける時間はどれだけ】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の11回目、です。

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編集後記)

 スズ虫の声が消えてしまいそうなくらい急激に寒くなって来ましたね。それにしても9月末にしては冷えすぎではないでしょうか?トレードマークの短パンと半袖シャツで、震え上がっている今日この頃です。

 

 さて、今回は、【松江城?】、です。

田んぼアート姫路城

 

 

 

 

 

 大改修工事の着工に先んじて、姫路城の田んぼアートが作られています。


 高い書写山のロープウエイ山上駅からのワンショット。


 稲で作られた日本最大級のこの作品。穂の色でコントラストが最も際立つ今が正に絶好の旬でした。


 写真があいにく小さいのですが、天守閣の高さは実物大なのです。


 来年秋から工事が本格化するので、姫路城を脳裏に焼き付けておくのには今がチャンスです。


 折角楽しみにしていた9月15日の観月祭があいにくの雨で出かけるのを断念することになってしまったので、今秋の内に城内に入りたいと思ったりしているところです。


 あなたもお近くにこられたら是非!!

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2008年09月15日

適正価格の基準

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          金銭感覚クイズ

         【適正価格の基準】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の8回目でした。金銭感覚クイズの回答を示して少し解説をしました。狂いはなかったですか?


 今日は、【いくらで買うのか?】の9回目です。


 今日の結論は、【適正価格の基準】です。


 前回、金銭感覚クイズの回答は、


 公表価格>定価>見積価格>特別価格>国際価格=適正価格


だと言いました。


 今回は後半の部分を少し解説しましょう。


4)特別価格:


 特定の売り手と特定の買い手の間で例外的に使われているのがこれです。『特価、特価と夜も寝られず』の特価のことです。


 但し、注意点が3つあります。


■本当に特価なの?


 この言葉は実は営業トークの主要キーワードですから、本当なのか?が問題になります。検証しないで鵜呑みは怖いですよ。


■どれだけお得なのか?


 これも問題です。1円でも安くすれば特価の定義に入りますからね。


■まさか特別高いのが特価では?


 普通はないとは思いますが・・・、これだったら怒りますよね。これでも特価には違いないですから。


(以下に続く)
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【トピックス】

 いよいよ、あと10日になって来ました。

 あなたの原料購買活動に役立ちますので、お見逃しのないように、必ずお読み下さい。


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(続きです)


5)国際価格:


 大抵の化学原料は日本国内で購買しているのではないでしょうか?

 その場合は、日本国内の価格体系が前提になって上述したような種々の価格があり、その順番があるのですが、国際価格は果たしてどの順番になるのでしょうか?

 それを問うのがクイズの狙いだった訳です。


 順番としては、通常、ここになります。


 但し、2つの注意点があります。


■本当に国際価格か?


 海外にあなたが直接照会した時に得られる見積価格が果たして国際価格になっているかどうか?です。海外照会=国際価格ではない場合があることを忘れないことですね。


■国際価格は実現できるのか?


 ここで最も重要なことは、直接取引が前提であると言うことです。この条件が外れると実現は実現が困難になる場合が多いと思います。


6)適正価格:


 順番は、実は、ここになるのです。

 日本国内取引が多い場合、この視点を漏らしてしまっていることがありますので、注意しましょう。


 なぜなら、今となってはクローバルは常識のキーワードになっているのですから。


 解説は以上です。


 あなたの金銭感覚は開設部分も含めていかがでしたか?どこか【ハッ】とされたことがありましたら幸いです。


 今日の結論は、【適正価格の基準】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の10回目、です。

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編集後記)

 昼間はまだまだ暑いですが、秋本番が近づいてきていますね。実は私の最も好きなのは秋です。●●の秋、と言いますからねえ。

 さて、今回は、【あっちっち】、です。

300もんじゃ焼き

 

 

 

 

 

 

 


 東京に行くチャンスがあって、月島で念願の味見をして来ました。


 私は山口県生まれで専ら西日本で暮らしてきましたから初めてだったんです。


 NHK朝ドラの【瞳】が終わらない内に、是非とも胃袋に入れて見たかった訳です。


 関西のお好み焼きや広島焼きなどとは違った絶品で、全然敵いっこないと聞いていましたしね。


 『初めてなんです』と言ったら、親切に1から10までマスターに調理していただけました。感謝!


 底はカリカリなのに上は生煮え状態で確かに美味しく、大満足でした。


 隣にいた男性2人組みも全く同じことを考えていて、『だよねエー』と意気統合してしまいました。女性2人組だったらもっと・・・。


 ただ、1つだけ難点が・・・。


 その後、4日間、口内炎でした。


 東京の人は焼けどしないんですかねえ?

 それとも、ビールを1本しか飲まなかったバチかな?

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2008年09月01日

正解ですね

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          金銭感覚クイズ

          【正解ですね】

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 こんにちは、塩梅マンです。

 

 前回は、【いくらで買うのか?】の7回目でした。金銭感覚クイズを出しました。


 今日は、【いくらで買うのか?】の8回目です。回答は出来ていますよね?


 今日の結論は、【正解はこれ】です。

 

 公表価格>定価>見積価格>特別価格>国際価格=適正価格

 

 どうでしたか?どこか間違いましたか?間違った理由を考えてみてください。

 

 少し解説してみましょう。


1)公表価格:

 新聞、業界新聞、雑誌、専門誌、書籍などから誰でも入手できるのがこれです。これが上記の中で最も高額であることは論を待たないでしょう。

 理由は、誰に知られても売り手側のビジネスに支障が発生しない価格だからです。

 もしも支障が懸念される場合は、クレームがつき、ブレーキが作用して公表されることはありません。これは保証します。世の中と言うのはそう言うものなのです。勿論、それを見越して情報を提供する側は用心深く価格データを与えるものですがね。

 ですから、くれぐれもこの価格に踊らされないように気をつけましょう。


(以下に続く)
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【トピックス】

 今日は、ビッグニュースです。

 あなたの原料購買活動に役立ちますので、必ずお読み下さい。


 9月26日(金)10:00−17:00、【大阪で】、

【化学原料の調達】セミナー


を開催します。

 講師の私が、7年間、原料購買部門で経験したコストダウン・開発購買・複数購買化の全貌を解説いたします。
 
 購買・調達セミナーは一杯あります。インターネットで検索してみてください。

 しかし、化学原料に有効なのは極僅かです。講師のコストダウン実績も明かされていません。

 私は、累積700億円の実績に裏づけされた内容を、

1)具体的な事例で
2)講師の自画自賛ではなく、厳然たる根拠を持って
3)生々しく

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 概要とお申し込み方法は、下記をクリックしてご確認下さい。

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(続きです)


2)定価:

 これは、一般消費財ならともかくですが、化学原料では普通手に入らない価格です。メーカー各社の内部情報に留められているはずです。

 価格順位はここに位置します。これも説明は不要でしょう。


3)見積価格:

 普通は、ここに来るものです。即ち、定価よりは少し安い位置ですね。

 但し、下記の点に注意する必要があります。

*見積価格>定価になる可能性

 売り手に舐められると、この順番になる場合があります。見積に対して何も言わず即認めていると、

『あそこはそんな会社なんだ』とか

『あの購買担当者はそれでいいのだ』

と言うことが世の中に知れ渡ってしまいます。世間は狭いですからね。

*見積価格は適正価格ではない

 この錯覚が非常に多いです。あなたは間違っていませんか?

 見積価格とは売り手側の販売意欲を示すものであって、あくまでも基本は売り手の都合で決められている価格です。

 一方、適正価格は広範な売買取引で検証された結果の誰もが納得できる価格ですから、買い手の都合や売り手の競合状態などもしっかりと反映されたものになっています。

 見積価格や相見積価格が適正価格なんだと言って社内で主張していませんか?逆に、そう言われて納得してしまう上司や経営者はいませんか?

 くれぐれもお間違いのないように。


 今日の結論は、【正解はこれ】でした。


 では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の9回目、です。この続きをお楽しみに。

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編集後記)

 朝晩めっきり過ごしやすくなって秋の気配を感じるようになりほっと一息つけるようになりましたね。今年の夏を無事に乗り越えることができましたか?
 でも、ここのところ1週間ばかり続く気まぐれで強烈な集中豪雨と長雨で、身動きとりにくいですね。アウトドア派の私はやや憂鬱な気分になっています。

 

 さて、今回は、【我が家のペット】、です。

小白鳥

 

 

 

 

 

 

 


 えっ、こんな大きな池を持っているのかですって?


 えへへ、我が家とは、実は、明石公園なんです。


 正面入口に向かって左側のお堀を住処にしているのが私のペットです。


 ここを時々通りかかった時に、少々遠方からでも手を振れば私であることに直ぐに気付いてくれます。しっかりお友達として認めてくれているのです。こうなると可愛いものです。

 

 ここでは餌が大勢の人からいただけるし、観光客の方も喜んでお相手をしてくれるので、【ボク】としては非常にハッピーです。

 でも、時々新鮮な草を食べさせてくれるのが一番おいしいんです!

 

 今回はクローバーに一心不乱でした。鯉やカメと競って奪い合うのがゲーム感覚もあって最高なんですね。


 広い広い我が家からのレポートでした。ハイ!
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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。