2008年05月

2008年05月31日

いったい、どうしようか?

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      いったい、どうしようか?

        【知りたいこと】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【いくらで買うのか?】の1回目でした。購買部長が思わず本音を言ってしまったことを話しました。

 

 今日は、【いくらで買うのか?】の2回目です。


 結論は、【知りたいこと】、です。


 さて、「価格の妥当性の根拠を示せ!」と言われてしまった後、どのような報告をしたと思いますか?


 あなただったらどうしますか?


1)価格の情報を徹底的に探し捲くる?


2)出来る範囲で価格を調べて、「これ以上は無理です。ごめんなさい」と謝って、許して貰う?


3)見積価格なのだから間違いないと主張する?


4)「もともと、適正価格なんて分かりっこないものなんです」と言って、納得してもらう


5)ほとぼりが醒めるまで、ほうっかむりを決め込む?


6)完全に無視する?


(以下に続く)
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【トピックス】

 今日は、ビッグニュースです。

 あなたのコストダウン活動に役立ちまので、必ずお読み下さい。


 7月15日(火)10:30−17:30、

東京で、

【化学原料のコストダウンセミナー】


を開催します。

 講師の私が、7年間、原料購買部門で経験したコストダウンの全貌を解説いたします。
 
 コストダウンセミナーは一杯あります。インターネットで検索してみてください。

 しかし、残念ですが、化学原料に有効なのは殆どありません。講師のコストダウン実績も明かされていません。

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 概要とお申し込み方法は、下記をクリックしてご確認下さい。

  http://www.ip-labo.jp/article/13183396.html

 尚、私を経由してお申し込みされると大きく割引される特典があります。待っています。

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(続きです)


 やはり、仕事ですから、下の方に書いたような行動はしたくてもできないですよね。


 圧倒的な権限を持っている購買部長が相手ですから、不味いことはできません。後々、影響が出ますからね。サラリーマンですからね。


 では、実際はどうだったのか?


 報告書を出したのです。


 中を見ると、一つ一つの副原料毎に、実勢価格と言う欄に、数値が書かれたものでした。


 一つも、空白はありません。ビッシリ詰まったものです。


 お見事!?


 あっ、ところで、この一連の話は私が見た資料のことです。私は全く関与していません。遠い昔の話だったのです。


 以上、結論は、【知りたいこと】、でした。


 この話、あなたはどう感じられましたか?

 

 では、今日はここまで。


 次回は、【いくらで買うのか?】の3回目、です。

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編集後記)

 何か、今日辺りから入梅の気配をうっすら感じるのは、私だけでしょうか?雨は自然からの大切な贈り物ですから、喜んで受け入れることにしましょう。


 さて、今回は、【おっ、これは!】、です。

300ばら

 

 

 

 

 

 

 


 

 

先日、ひらかたパークでパチリ。


 ばら園で咲き誇っていた中で、ひときわ目についた色合い。


 どこでも見かけるものもじっくり観察すると楽しめます。


 でも、知らないことに出くわした時には特別な感動があるものです。


 【みんなと一緒と言うのでは面白くも何ともない】と言うのが私の趣味なのです。

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blg_07_anbuy at 23:59コメント(0) この記事をクリップ!
購買 | 価格
2008年05月15日

価格の難しいところ(絶対的な根拠)

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        価格の難しいところ

        【絶対的な根拠】

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 こんにちは、塩梅マンです。


 前回は、【どこから買うのか?】の8回目でした。網羅性の高いメーカーリストを、商社を頼らずに自力で、手に入れることに尽きることを話しました。

 

 さて、今日は、【いくらで買うのか?】の1回目です。

 価格の問題は、あなたの本音として原料を購買する場合の最大のテーマでしょうから、精力を注ぎたいと思います。1年以上掛かると予想されますが、継続的にお伝えしていくつもりですので、お付合いの程、よろしくお願いします。


 結論は、【絶対的な根拠】、です。


 「やったやったと自慢げに言うけど、実勢価格で根拠を示して見ろ!」


 毎月のように繰り返される原料購買会議。購買部長が発した鶴の一声でした。


 購買部長もその時は流石にご機嫌が悪かったのです。


 原油やナフサの高騰で、市況変動の激しい主原料で強く迫られている値上げ圧力に、身を削られるような思いで日夜神経をすり減らしていたからです。


 あなたの会社でも、この部分は、会社中から一挙手・一投足が注目されているのではありませんか?


 いやいや、話は主原料のコストダウンのことではありません。


 当時、主原料約40種類以外の約2500種類を便宜上副原料と称していたのです。


 主原料は頻繁に値上げの要請が降りかかってきて、主として価格折衝に明け暮れる世界です。

 
 一方、副原料では値上げの話は滅多に来ません。専ら同じ価格で購買し続けているような世界です。


 あなたのところでもそうなっていませんか?


 ところが、副原料では、このような逆風にもかかわらず毎年のようにコンスタントにコストダウンの成果を出し続けていたのです。

 


 実は、このことは購買部長にとっても本当にありがたいことであったのです。


 なぜなら、毎月、社長や各事業部長を相手に原料購買報告をするのですが、主原料はお決まりのように大幅なコストアップの報告を毎月のように繰り返す状況が続くのです。「いくらの値上げを言われたが、努力の甲斐あっていくらにさせた」といった調子になるわけですね。


 一方、副原料では確実にコストダウン実績を挙げていることが同時に報告できるので、原料購買部門トータルとしての頑張りと成果を強調してアピールできたのです。


 まあ、簡単に言えば、聞き手を副原料のコストダウン成果で煙に巻くことができた訳ですから。


 「主原料は逆風下で苦しいが、副原料でこんなにもコストダウンしてくれているのは助かっている。大変だろうが、主原料も安定供給を含めて頑張ってくれよな」(社長・各事業部長の心の中)

 


 が、当の本人である購買部長は毎月の説明をする度に、不思議な気分を味わっていたのです。


(以下に続く)
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【トピックス】

 今日は、ビッグニュースです。

 あなたのコストダウン活動に役立ちますので、必ずお読み下さい


 7月15日(火)10:30−17:30、東京で、
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 講師の私が、7年間、原料購買部門で経験したコストダウンの全貌を解説いたします。
 
 コストダウンセミナーは一杯あります。インターネットで検索してみてください。

 化学原料に有効なのは殆どありません。講師のコストダウン実績も明かされていません。

 私は、累積700億円の実績に裏づけされた内容を、

1)具体的な事例で
2)講師の自画自賛ではなく、厳然たる根拠を持って
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  http://www.ip-labo.jp/article/13183396.html

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(続きです)


 「実にありがたいことだが、どうしてこんな逆風にもかかわらず副原料ではコンスタントにコストダウンが出来るのだろうか?」

 

 「少々いい加減な調子でもコストダウンできるようになっているのではないか?第一あの連中でどうしてこんなことが出来るってんだ?」と。


 そこで、思い当たったことは、

1)買う方が無知・無力であったために、めちゃくちゃ高く買っている現状があるだけではないのか?
2)ちょっと値下げ交渉しただけで、妥協してでも簡単に到達できるレベルのことしかやっていないのではないか?
3)もっと真剣にやればもっともっとコストダウンができるのではないか?

などだった訳です。

 

 当時、勿論、購買部長は製造コストに影響が多大な主原料に頭が一杯で、副原料は適当にやらせておけば良いと言うスタンスにあったのは確かです。

 副原料の状況を知るのは毎月1回の原料購買会議だけだったようなものでしたから。


 ですから、まあ、ある意味では、「俺たち主原料組はこんなにも逆風の中で必死で頑張っているのに副原料のやつらは何だ。あんなにチャランポランに遊び呆けているのに着々とコストダウンが出来るなんて何かが間違っている!」と感覚的に感じたのでした。


 それで、ある月の副原料での原料購買会議でそのような爆弾発言が飛び出してしまったのでした。


 以上、結論は、【絶対的な根拠】、でした。

 

 さて、その後、副原料の実勢価格のデータをどうやって手に入れて、どのような報告書を作成したのでしょうか?

 

 では、今日はここまで。


 次回は、【いくらで買うのか?】の2回目、です。

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編集後記)

 纏めて休みが取れるゴールデンウイークもあっという間に過ぎ去ってしまいましたね。いかがでしたか?入梅までの間、新緑を愛でて楽しみましょう。


 さて、今回は、【やっと撮らせて、くれてありがとう】、です。

50%あげはちょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 日曜日に、加古川ウエルネスパークのアラベスクホールでのコンサートの開催を待っている時間、暇を持て余して近くのハーブ園を散策中に出くわした幸運。


 蝶の写真はなかなか上手く行きません。ひらりひらりと、なにせじっとしていないのですから。

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Profile
塩梅マン
化学原料に限定した購買コンサルタントです。化学原料コストダウン研究所の所長です。輸入価格を知った上で購買するのが合理的購買の原点であると信じております。このノウハウで私は475億円のコストダウン実績を挙げました。これを日本中に普及させることを目指しております。私の究極の使命は日本が本当の意味で国際競争力を強化することです。コストダウン、開発購買などの成果を多くの方が実感されるのを願っております。