2008年02月
タイミングよく
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タイミングよく
【早すぎず、遅すぎず、のあんばいで】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【どこから買うのか?】の3回目でした。
買い手は、本来ならどこから買うかは自由なはずですが、結構、自由ではないことが多いことを話しました。
さて、今日は【どこから買うのか?】の4回目、です。
結論は、【タイミングよく】、です。
どこから?が問われるのはいつ頃からだと思いますか?
原料の購買が発生するのは種々の場面があります。
ざっと見て、下記のようになるでしょう。
1)研究開発部門から初めて購買の注文が来た時
2)研究開発部門で、その原料が関係する研究テーマが基礎研究となった時
3)研究開発部門で、その原料が関係する研究テーマが応用開発となった時
4)研究開発部門で、その原料が関係する研究テーマが工業化となった時
5)研究テーマが製造移管された時
6)製造現場から初めて購買の注文が来た時
7)製造現場からスケールアップのための注文が来た時
8)製造現場から製造原料に組み込まれた時
では、原料購買部門が本格的に関与し始めるのはいつ頃になると思いますか?
これに関しては、いろんな考え方があるでしょう。
従って、一概に、この時だとは言い切れませんね。
しかし、私の考えは、こうです。
A)全く海のものとも山のものとも分からない時点での関与は効率的ではない。
B)規定路線がガチガチに決まってしまってからでは、原料購買部門の関与の効果が発揮できない。
従って、中庸な時点があると思います。
では、それは、どの時点か?
それは、2)の最後のところ、7)の直前のところではないでしょうか?
この時点なら、少し時間を取って、どこから?を本格的に準備できるからです。
ですが、ややもすると、3)の後半や8)の直前になったりしていませんか?
これをタイムリーにやろうとすると、やはり、社内情報の定期的な収集の仕組みと関与のタイミングに関する社内合意が必須ですね。それと、メーカー選定の実務的な大変さを関係者に知っておいて貰うことですね。
そして、何よりも大切なことは、【賢く購買するにはメーカー選定が非常に重要であることを心の底から理解し、適正価格を早く実現すること。後になってコストダウンして自慢をするな】でしょう。
結論は、【タイミングよく】、でした。
では、今日はここまで。
次回は、【どこから買うのか?】の5回目、です。
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編集後記)
いよいよ、三寒四温を実感する季節になってきましたね。ウグイスの声も昨朝、聴きましたよ。
さて、今回は、【春節祭】、です。
恒例の神戸市南京町に行ってきました。今年が20回目だったそうです。
写真は、小さい方の、リュウの舞です。結構大掛かりなもので度肝を抜かれてしまいました。
参加するようになってかれこれ10年ぐらいなのですが、普段とはちょっと違った珍しい食べ物を例年楽しんでいます。
今年は、さすがに餃子・水餃子は腰が引けました。
お奨めの店で紹興酒1合を添えて食事をし、満腹になったのですが、酔いに任せて出店の珍しそうなものも次々に口にして大満足でした。
更に、長蛇の列を我慢してくじ引きして、中国製ラーメン2袋を当ててご満悦。
今年は春から縁起がよさそうです。
何か、新しいものがり屋の性分のせいか、日本の正月よりも中国の旧正月の方が楽しく過ごせて、不思議な気分です。純国産人間なのですけどね。
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自由人であれ!
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自由人であれ!
【白紙の上で想像することから飛躍は始まる】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【どこから買うのか?】の2回目でした。
本気で【どこから買うのか?】をやるにはいくつかの能力が必要で、それは意識的に努力しないと日々の仕事に追われていつまで経っても修得できないと言うことを話しました。
さて、今日は【どこから買うのか?】の3回目、です。
結論は、【自由人であれ!】、です。
【どこから買うのか?】を制限しているものがあなたの周りにはありませんか?
なぜなら、買う側の決定権を最大限に生かすには、全く自由に購買先を選択できるのが理想だから問題にしているのです。
自由競争の原理を活用したいからですね。これが自由主義経済の活力の源泉だからです。
さあ、あなたの周りで、一体どんなことが制限していますか?冷静になってリストアップしてみましょう。
どうでしたか?
こんなことではないでしょうか?
1)そう言うことを考えること自体の必要性をそもそも感じていない。
2)したくても能力的に出来ないよー
3)したいけど多忙になるのでやりたくない
4)自由にさせてもらえない
5)現状を維持しようと言う空気が組織内に働いている
6)取引先と運命共同体と言う状態になってしまっている
7)何故か、やたらと取引先と仲良しになっている人が組織内にいる
8)自由にやろうとすると上司の強制力が働く
9)時々、天の声が作用する
10)自社の営業関係との相殺互恵取引が歓迎される風土がある
11)系列取引を優先する方針がある
12)安全の御旗の下に無難を優先して、変化を嫌う風土がある
13)気質的に変革を好まない人種で組織が構成されている
などなど・・・。
そもそも人間と言うのは現状維持をする特性を示すものだそうです。そしてそれは、身の安全のためだそうです。
それに加えて、原料購買部門には、上記のような維持作用が強力に働いていたりするものです。
ですから、ものすごく意識的に行動しないと、【どこから買うか?】を自由には実現しにくいことを肝に銘じる必要があります。
でも、逆に言うと、自由に。【どこから買うか?】を実現できたら得るものは大きいのです。
現状を変える能力を身につけることが出来ますし、現状のどこに課題があるのかを正確に見抜くことも上手にできるようになります。勿論、競争原理を働かした結果としてうまく購買することもできます。ハイリスクなるが故にハイリターンでもあるのですね。
実は、人と言うのは、大きく3つに分類されるそうです。
1)いつも新しいことに興味を持ってどんどん行動を変えていく人
2)周りの人が変化しるまて様子見して、その後で追随していく人
3)どんな状況になっても頑として変えようとしない人
100人いたとすると、5:75:20と言った比率でしょうかね。
あなたの職場の一人一人がどれになるかジックリ観察してみると面白いですよ。
ところで、あなたは、今、どの分類の人でしょうか?どの分類になりたいですか?
私が、あなたに言いたいことは、●●●●●であって欲しいな、です。
結論は、【自由人であれ!】、でした。
では、今日はここまで。
次回は、【どこから買うのか?】の4回目、です。
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編集後記)
立春は過ぎたと言うのに、本格的な冬になってしまって、連日震え上がっています。でも、気の早い梅もちらほら見かけるようになりました。
さて、今回は、【こんな近くのミニコンサート】、です。
息子が通っていた小学校で、ピアノとサクソホーンのミニコンサートがありました。
ピアノの演奏者はなんとなんとこの小学校の音楽の先生とのこと。
私の幼い頃を思い出してみると、今から思えば下手なオルガンが専らで、先生の延長が音楽の先生と言う感じでした。
でも、この先生には圧倒されてしまいました。ピアノリサイタルのレベルなのです。こんなことってあるんですねえ。なんと勿体無いことか。学校には悪いけどなんかの間違いでは??
因みに、物心がついた時にはピアノを弾いていたのだそうです。モーツアルト張りではありませんか!
一方、サクソホーンの演奏者の方も負けず劣らずに凄いのです。
普通は1つの楽器を極めると言うのが常識なのでしょうが、これが4種のサクソホーンを自在に操っているのです。プロとして全国を走り回っているそうです。出来る人ってのは違うんですね。
ところが意外にも、中学校のブラスバンドが最初のきっかけだったんだそうです。
何事も才能があってのことなのでしょうが、晩生でもこんなにも一流になれるのですね。
やはり、夢を描いて、こつこつと努力を継続した結果なのですね。やはり天才などいるもんじゃありませんよね。
私も見習わなくっちゃー!