2008年01月
挑戦しよう!
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挑戦しよう!
【少し無理をしないと成長できない】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【どこから買うのか?】の1回目でした。
後追いのコストダウンをするより、はるかに重要なこと(早めのメーカー選定をキチンとやってムダ金の垂れ流しを防ぐ)に軸足を置くことをお奨めしました。そのために、あなたのところではどんな課題が見つかりましたか?それをどうやって解決していきますか?
さて、今日は【どこから買うのか?】の2回目、です。
結論は、【挑戦しよう!】、です。
【どこから買うのか?】の出発点は、どの原料を問題にすべきなのか?です。対象原料は何か?です。
では、それはどんな原料でしょうか?
そうです。
原料にはいろんな性格のものがありますが、最も注目しなければならないのは、よそでも製造している原料です。
これなら、あなたは、どこから買うか?を自由に選択できますからね。又、合理的に選択するのがあなたの仕事ですからね。
そうすると、次に課題が出てきます。
よそとはどこなのか?です。
ここで、実は、たいていの人はハタと困ります。
何が困るのでしょうか?
それは、
A)対象にしている原料を、相手に説明できない
B)説明する相手が誰なのかを知ることができない
C)相手から得られた品質情報が理解できない
D)相手から得られた見積もり価格を判断できない
などではないでしょうか?
即ち、【よそを探す】ためには最低限、この4つは必須なのです。
(続きは下にあります)
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【トピックス】
コストダウンセミナーは終了しました。
当日、ご参加いただいたみなさん、3つの目標は達成できましたか?
補足の3つの資料を別途お届けしましたので、合わせて理解を深め、コストダウンの実現に向かって継続的に努力してくださいね。
一方、今回参加できなかった人は、次回をお楽しみに。
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(続きです)
では、あなたはこの4つが出来ますか?もし出来ていたら大いに胸を張ってください。
一方、残念ながら出来ていない部分があった場合は、どうすることが必要なのか、シッカリと考えてくださいね。
それが、できるようになったらあなたは本物の購買能力を修得できたことになります。
えっ?そんな難しいこと出来るはずがないよ! 周りを見たって誰一人できていないよ。
そう思われるなら、あなたは正直です。素直ですね。正常です。
そうなんです。たいていの人は、自分だけは出来ていると思っているのです。そして、周りには自分より優れた人はいないと思っているのです。
ところが、実は、普通に購買を10年やっても上記の4つは簡単じゃないことなのです。たとえ、長いキャリアを誇りにしている人は大勢いても、です。
その難しさを知ったら、あなたはそうなりたいために具体的に努力を始めることが出来るのです。
そうです。
1)どうあらねばならないのか?
2)現状は【正直言って】どうなのか?
この2つが固まれば、成長の始まりです。但し、努力を継続しないといけませんけど。
日々の購買の仕事で、慌しく時間が過ぎ去っていく会社人生を続けていては、出来ることではありません。
ところで、このような考え方に対して、次のような声が聞こえませんか?
何もかも自分で背負い込むことはないよ。
誰かに助けて貰えば済むのだから、とか、
困ったことがあったら出入の商社やメーカーの人に相談したら上手く行くんだから、とか。
はたまた、
そこまでやらなくても適当にやっていればみんな納得してくれるんだから、とか、
そこそこでいいんじゃないか?気楽にやろうぜ!
とね。
でも、これじゃあ、おもしろくないでしょう?生きていると言う実感と言うか、会社で仕事をしている存在価値とか、情熱とか・・・。
やはり、やり遂げた時の何事にも代えられない程の達成感・満足感。それが働いていると言うことじゃないのでしょうか?自分自身を褒めて挙げられる時があると言うことが。
結論は、【挑戦しよう!】、でした。
では、今日はここまで。
次回は、【どこから買うのか?】の3回目、です。
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編集後記)
早くも1月が去って2月になりました。春が恋しい寒さが続いていますね。もう少しで梅の便りも近いのではないでしょうか?
さて、今回は、【中内功さんの色紙より】、です。
年が明けて、1月6日に流通科学大学(神戸市)でニューイヤーコンサートに行ってきました。
ダイエーの中内功さんの功績をたたえる中内記念館でした。晩年、多くの負債を抱えてその拡大一方の戦略を揶揄する声もありましたが、やはり日本を代表する偉人でしたね。
一生を辿れる長大な年表と周辺の時代背景、数々の写真、中内さんの偉業が溢れんばかりに展示された素晴らしい会場でした。流通革命に一生を賭した生き様がひしひしと伝わってきました。
そんな中で行なわれた新春コンサートもなかなかの感激モノでした。とりわけ、外国人の方が演奏された尺八は、いわゆる日本人が吹く尺八のイメージとは全く趣が異なり、見事に西洋音楽に応用した独特の音色に酔いしれました。全く日本臭さがないのですね。
奥の間に中内さんの執務室が当時のまま保存されている中で見つけた私のお気に入りがこれです。
この躍動感溢れる筆さばきから、中内さんのほとばしる情熱をいただきました。
この通りの1年にしましょうよ。
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誰が決めたんや?
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誰が決めたんや?
【早目のメーカー選定でムダ金を止めろ!】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【何を買うのか?】の4回目でした。
地味だけど、コストダウンを影で支えている「購買実績データ」の重要性と必要性をお話しました。あなたのところではどんな課題が見つかりましたか?それをどうやって解決しますか?
さて、今日は【どこから買うのか?】の1回目、です。
結論は、【早目のメーカー選定を!】、です。
このテーマが、そもそも、テーマになってしまうのはなぜでしょうか?
あなたに質問があります。
「どこから買うのか?」は、誰がどうやって決めるものだと思いますか?
そうですよね。これはメーカー選定と言う領域ですね。ですから、購買部門の主要任務ですよね。
「どこから買うのか?」が決まれば、残りは殆ど決まってしまうからですよね。勿論、最も重要な品質も価格も。
最近は、昔のようなのどかな原料購買は許されなくなって、世界最有利購買が問われるようになりましたからね。生半可な気持ちとスキルでは出来るはずがありませんからね。
では、この建前論と実状とのギャップはいかがでしょうか?
どこも、みんなギャップの大きさに泣かされているのではないですか?
気がついてみたら、どこから買うか?はスッカリ決まっているなんてこともザラにあるのではないでしょうか?
購入開始の時に、誰かが「●●から購買してくれ」と言って来たり、購買から「どこから買えばいいのですか?」と聞いたりして・・・。
では、その時に、どれだけの判断材料が使われていると思いますか?
そんな場合は、研究開発部門や製造部門から話が舞い込んできていませんか?
そうなんです。ここが出発点なのです。
(続きは下にあります)
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【トピックス】
いよいよセミナー当日が迫ってきました。まだ間に合うのでお急ぎください。
私の紹介があれば大幅割引になります。詳しくは、
http://www.ip-labo.jp/category/1187975.html
をご覧下さい。
セミナーのテーマ:
累積コストダウン実績700億円の舞台裏で一体何が行なわれていたのか?
100万円でも売れてしまう秘密を初公開!
化学原料購買のための考え方とコストダウン手法19種
講師:
化学原料コストダウン研究所 所長
(社団法人)近畿化学協会 化学技術アドバイザー(購買)
山本 恒雄
日時・会場・受講料
●日時 2008年1月23日(水)
13:00−17:00
●会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館3階320
●受講料 1名39,900円(税込、資料代含)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
*弊社の推薦がある場合、1名につき10,500円引き
(2名以上は各12,600円引き)
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(続きです)
では、彼らは、その原料を購買するに当たって、どれだけ原料購買としての責任を考慮して行動しているのでしょうか?
ただ一つ、自分たちの都合と便利さと緊急性とで、限られた情報に基づいてアクションをしているのですよ。
いや、これは、彼らを批判しているのではありません。置かれている立場として当然のことをしているだけなのです。
しかし、これが、会社全体としては問題なのです。
要するに、一言で言えば、【原料購買部門が機能していない】と言うことです。
購買部門のあなたは、原料購買に関しては彼らよりも高い能力を持っていますよね。ですから、その能力が作用していないことはトータルとしてはマイナスなのです。
では、どうしてこんなことになるのでしょうか?
何が問題だと思いますか?
それは、メーカー選定を新原料購買時にやっていないことから来ているのではないでしょうか?
大量に購買するようになって、初めて、おもむろに、購買部門はメーカー選定をするようになっているからでしょう。
でも、化学原料の場合、1度購買し始めた原料はおいそれとは変更できませんよね。社内のリソースを動員して大変な労力を掛けないと購買先を変えられませんからね。
ですから、初めに購買し始めたが最後、メーカー選定から見れば奇妙になっていても購買し続けるしかなくなるのです。
と言うことは、どこか早い時点で、メーカー選定を購買部門はしなければいけないのです。
これは、業務目標で最も重視されているコストダウンにも匹敵する大切な仕事なのです。
しかし、そうは部内ども社内でも見做されていないから問題を先送りする風土が蔓延するのですね。
ある意味、そうやって先延ばしすることによる損害は、営々と挑戦しているコストダウンよりも重要なのです。
コストダウンは成果が数値になって分かりやすいし、社内経営陣も重要視しているのですが、このメーカー選定をやらないことの損失を誰も計算しないし、注意もしないですからね。
別の言い方をすると、コストダウン実績が出せるのはメーカー選定を真面目にやらなかったお陰と言えるのです。
何も、初めて100g購買する時にメーカー選定をしろとは言いません。しかし、ある段階になったら(少なくとも安定的な製造になる以前に)必ずやることが必要なのではないでしょうか?
結論は、【早めのメーカー選定を!】、でした。
では、今日はここまで。
次回は、【どこから買うのか?】の2回目、です。
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編集後記)
地球温暖化が喧しいですが、ここ数日の寒さは尋常ではないですね。
うーー、寒い!
こうやってこの記事を書いている最中でも背筋がゾクゾクしてたまりませんねえ。蓑虫になりきって家の中でじっとしている今日この頃です。
さて、今回は、左義長、です。
左義長と言えば、2月の福井県勝山市や3月の近江八幡市の日牟礼八幡などが盛大のようですが、ここ明石市でもあちこちでやられています。
近くの小学校で毎年執り行われるのに便乗して、しめかざりを持って、毎年参加しています。今年はこれでした。
規模はささやかで、屋台・笛・太鼓や夜店が繰り出すなどの大掛かりな祭りの雰囲気ではありませんが、家族連れで参加できる、心温まる、又、美味しい行事になっています。
どんど焼きもそこそこにして、ハナよりダンゴです。長蛇の列に加わりました。
いつも大勢の男衆が餅つきをして、お母さん連中が、ぜんざい、きなこ餅、おろし餅を給仕してくれます。たらふくホウバって温まりましたが、今年は【餅入りの豚汁】が好評でした。お母さん、ご馳走様でした。確かに温まるし、絶品でしたよ。
そう言えば、今度の1月17日で、あの阪神淡路大震災からもう13年になりました。被災された人達がわずかな食料と水を求めて避難所で長蛇の列だったのを思い出しました。私の自宅も少なからず被害を被りましたが、そんなのはたかが知れています。本当にひどい状況になった膨大な数の被災者のことを思うと胸が痛みます。世界中の助けのお陰で復興も随分と進みましたが、まだ終わってはいないのですよ。
それにしても、健康と無事に心から感謝しなければなりませんね。
来年も、ごっつあんします。
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【速報】
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購買実績データ
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購買実績データはコストダウンの素
【地味だけど、これが大事】
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明けましておめでとうございます、塩梅マンです。
本年も宜しくお願いいたします。
前回は、【何を買うのか?】の3回目でした。
「購買仕様書」の中身として、化学物質名、組成、キースペックが必須であるとお話しました。そのための好ましい様式はどんなものになるかイメージできましたか?
さて、今日は【何を買うのか?】の4回目、です。
結論は、「購買実績データ」を整備しましょう、です。
あなたのところでは、「購買実績データ」はどんな具合になっていますか?
発注から決済までのワンセットが必須ですから、多分、こんな感じになっているのではないでしょうか?
1)購買部門(どこの購買部門かの識別番号)
2)使用工程(どこの製造部門で使用するかの識別番号)
2)発注年月日
3)品名番号
4)品名
5)納入メーカー番号
6)納入メーカー名
7)納入商社番号
8)納入商社名
9)発注量
10)発注単価
11)発注金額(自動計算の結果)
但し、これでは受発注のルーチンワークにしか使えません。これだけ眺めていてもコストダウンは考えつくはずがありません。
コストダウンのために使えるようにするにはこれだけでは情報が足らないのです。
では、どんな情報が最低限足りないのでしょうか?前回の購買仕様書の中身にもヒントが隠されています。
考えてみてください。
しかし、その前にやることがあります。
それは、「購買実績データ」をどんな位置付けにするかを決めることです。
私は、こんなイメージのものがお奨めだと思っています。
それは、仕事場や社内のあちこちにいろんな情報が散在しているのを纏めて、最低限の情報は全部「購買実績データ」に組み込むことです。そうすれば、情報を知りたければとにかく条件反射的に「購買実績データ」をみれば間に合うのですから非常に重宝できます。もっと詳しい情報が欲しい時だけ別のところを探すと言う格好にしてしまうのです。
では、最低限の必要な情報で不足しているのは何か、思いつきましたか?
(続きは下にあります)
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【トピックス】
下記のセミナーを開催します。もう、申し込まれましたか?
私の紹介があれば大幅割引になります。詳しくは、
のお知らせコーナーをご覧下さい。
セミナーのテーマ:
累積コストダウン実績700億円の舞台裏で一体何が行なわれていたのか?
100万円でも売れてしまう秘密を初公開!
化学原料購買のための考え方とコストダウン手法19種
講師:
化学原料コストダウン研究所 所長
(社団法人)近畿化学協会 化学技術アドバイザー(購買)
山本 恒雄
日時・会場・受講料
●日時 2008年1月23日(水)
13:00−17:00
●会場 [東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館3階320
●受講料 1名39,900円(税込、資料代含)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
*弊社の推薦がある場合、1名につき10,500円引き
(2名以上は各12,600円引き)
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(続きです)
こんな項目が必要になるのではないでしょうか?
1)機能分類(大雑把に原料の使用目的・機能を分類するため、例:充填剤)
2)購買仕様書の有無(整備状況を管理できる)
3)MSDSの有無(整備状況を管理できる)
4)複数購買状況の分類番号(複数購買化すべきものがすぐ分かる)
5)ソーティングキー(品名は異なるが同一化学物質を続けて表示するため)
6)過去のコストダウン策(今後のコストダウン策を発案するため)
7)本当の機能(なぜ?を手掛かりにコストダウン策を膨らませるため)
8)化学物質名・組成
そして、このような「購買実績データ」は、ACCESS上で運営し、ピボットテーブル構造に落とし込んで、対象原料に関して瞬間的に閲覧できる環境整備をしておくことでしょう。
こうすれば、正に日常的に情報が誰でも活用できるようになりますよね。
コストダウンを効果的にやろうとすれば、こう言う地味なところをシッカリ作って、維持・管理することが見えない力になるのです。
どこか参考になりましたでしょうか?あなたも上手く取り入れてくださいね。
結論は、「購買実績データ」を整備しましょう、でした。
では、今日はここまで。
次回は、【どこから買うのか?】の1回目、です。
編集後記)
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、今回は、久し振りに動物に戻って、ネコ、です。
神戸市の農業公園(別名:ワイン城)にいる野良猫です。
このネコと友達になったのは、かれこれ3年ぐらい前になりますか。
ここには大きなバーベキュー会場があり、観光バス客がここで昼食を取るお決まりのコースになっています。
こいつは、その倉庫に住みついているのですが、大勢の人を見てきているわりには、警戒心が強いのです。まあ、ネコとはそう言うものなのでしょうがネ。
でも、私が「ニャオー、ニャーオー」と呼べば、ひょっこりと姿を現してくれるのです。こうなると本当に可愛いものです。犬も好きですがネコも愛らしいですよ。
手渡す煮干を次から次へとバリバリ食べてくれます。その内に体を擦りつけて来ておねだりするんです。ふさふさした毛が気持ちいいです。体温が伝わってきます。
そう言えばここ2ケ月行っていないので会っていません。そろそろ出かけてみますかねえ。まだ老猫ではないでしょうから元気でいると思うのですが。
今年は「ネズミ」年ですが、このネコも宜しくお願いします。
もし、農業公園に来られる機会があったら、探してみてください。私を真似て呼んだらひょっとしたらお目にかかれるかも?
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