草食系?肉食系?
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草食系?肉食系?
【肉食系のススメ】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の25回目でした。
ボスが最も気になっていること、実はあなたも心の奥底で苦悶していること、『価格の妥当性』について考えてみました。どうすればよいのか思い当たりましたでしょうか?
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の26回目です。
今日の結論は、【肉食系のススメ】です。
最近、「婚活」と言うのが流行っていますね。因みにYahooで検索してみると何と約2800万件もヒットしました。新ドラマも始まっているので本当に沸騰状態なのでしょうかね。
これと関連して、NHKの特番「未婚社会」の中で、「男性の草食系化」と「肉食系に期待している変化していない女性」と言う言葉が使われていて、上手い表現だなあーと妙に感心したりしました。
草食系と言うのは、動物的に対する植物的なような雰囲気を表現しているのでしょう。能動的・活動的とは逆の、受動的・消極的と言う気分でしょうか。
豊かになりすぎたためなのか、確かに、草食系男性が急増しているように感じます。
そこで、思いついたのがこれです。
あなたは、「草食系購買マン」ですか?それとも「肉食系購買マン」でしょうか?
「草食系購買マン」のイメージを上げてみると、こんなものでしょうか。
1) 専ら社内で仕事をしており、社外には滅多に出かけない
2) 専ら相手から近づいてくるのを待つ
3) 近づいてくる相手に警戒はしない
4) チャンスが来るのをひたすら待つ
5) 行動には危険が伴うと考える
6) 我慢強い
7) 波風が立たないように気をつける
8) 絶対服従に徹する
9) 周りから気に入られるように絶えず気を配る
10)自己主張はしない
11)訪れたチャンスは絶対逃さない
12)バランスの中で生きている
13)同僚などと競争しようとは考えない
14)自分の知識・経験範囲の中で最適化を追求する
15)成果はどんな場合でも集団の成果と捉える
16)仕事を選び好みしないで与えられたものには兎に角全力投入する
17)場合によっては禅譲もする
18)チャンスは必ず来てくれるものと考える
「肉食系購買マン」のイメージは上記の逆と言うことになるのでしょう。
で、あなたはどのくらい上の項目に「はい」でしたか?
(以下に続く)
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(続きです)
塩梅マンはどうか?との逆質問ですか?
そうですねえ、昔は「はい」が多い完璧なイエスマンだったのですが、だんだん「いいえ」が増えて行き、今では殆ど「いいえ」ばかりになりましたね。
それは、年や経験を重ねたからと言うよりも、そう言うよい子ぶった人生は面白くないし、生きたという実感が湧かないのではないかと言う思いが強くなったからです。
勿論、世間も、昔のように善良なお人よしで扱いやすい社員が喜ばれる時代ではなくなって、むしろそれから超越できる癖のある人間が求められるようになったと思います。
この傾向は今後も益々強まることは間違いありません。
ですから、塩梅マンのお奨めは、あなたには「肉食系購買マンを目指して欲しい」と思います。
「おれは購買で、並みの連中には出来ないような大きな仕事をしたぞ!」と言い切れるようにチャレンジして欲しいと願っております。
そして、そうなるためには何をしたら良いのかを考えて行動して欲しいと期待しています。
ところで、これがどうして【いくらで買うのか?】の話なのかですが、それは、「肉食系購買マン」にならないと価格の追求は徹底できないからです。
今日の結論は、【肉食系のススメ】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の27回目、です。
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編集後記)
今時から早々のエアコン漬けは勘弁して欲しい。少しは男性的な梅雨らしくドバーッと降って欲しいと願っていますが、あなたの辺りではどんな具合でしょうか?
さて、今回は、これ↓です。
最近、カワウが異常に繁殖してよく見かける鳥に仲間入りしたのであなたも出くわしたことがあるでしょうか?
それにしても変な鳥ですねえー。
職業柄、防水加工した羽毛ではないので、ズブヌレになって乾かすのも大変なんだ。
羽ばたいたり、この格好で風が抜けていくのをじっと待っているとはね。
まあ、暑い時期だから、これも涼しくて気持ちよいのかもしれませんが・・・。
それにしても、ひどいピンボケで失礼しました。
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ボスが気掛かりなこと
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ボスが気掛かりなこと
【価格の妥当性】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の24回目でした。
根拠のある価格を求めてコスト試算から適正価格を折角推定しても、「現実は理屈通りにはならないよ」と営業マンからチャチャを入れられただけで凹んでしまわないコツを解説しました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の25回目です。
今日の結論は、【価格の妥当性】です。
購買部内の報告会のシーン。
ボス:「それはそもそもいくらぐらいなら胸を張れるのかね?」
私:「それは、適正価格なら納得できると言う意味でしょうか?」
ボス:「うん、そう言うことだ。問題はどうやってそれを知るかだけどね」
私:「それならご心配なく、そう言われるんじゃないかと思っていました」
ボス:「ほーう、手回しがいいね。で、どうだった?」
私:「はい、いろいろ手を尽くした挙句ですが、○○社の購買に辿り着いて、単価△△円/kgで買っているとこっそり教えて貰ったんです」
ボス:「おおっー、それはでかしたねえー。そう言う根拠が欲しかったんだよ。おまえが言ってるだけじゃ信用できないけどね」
最後の言葉にはガクッときましたが、褒めて貰って天にも昇るほど嬉しかったのを今でも思い出します。
こんな経験、あなたもありますよね?
やはり、管理者からすれば、「まともに購買できているのだろうか?」といつも気掛かりなものなのです。
だから、「価格を△△円下げました」と経過と結果だけ聞かされても釈然としないのは当然のことです。
当事者のあなたが言うことより他人からの情報の方を信用することになってしまうのですね。
だって、あなたの話だけでよいのだったら、あなたは色々と脚色して勝手に演出が出来てしまうのですから。
この話、購買の原点だと思いませんか?
購買の中でいつもブラックボックスになっているのは価格の妥当性。
これこそ、最高の購買マターなのではないでしょうか?
では、上司の言葉はどう受け止めたら良いのでしょうか?
(以下に続く)
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(続きです)
あなたは、先ほどのボスとのやり取りから何を感じましたか?
あなたが私と同じ立場だったとしたら、喜びますか?
それとも上司のことを「現場を知らない馬鹿だなあー」と思いますか?
はたまた、「上司と言うのも大変なんだなあー」と思いますか?
当事者以外からの価格の妥当性に関する情報を粘り強く追求することは重要なことです。そして、その方法を色々考えて行動で示すことが問われているのではないでしょうか?
「よーし、もっとよい方法を見つけ出してやる!」と知恵を巡らすきっかけになりますよね。
それとは逆で、「価格の妥当性なんて人から聞けるほど生易しいものではない」と冷静に判断していますね。実は、その通りなんです。
価格と言うのは最大の機密事項ですからそんなに簡単に社外から収集できるはずはないのです。と言うことは、「本当に信頼性の高い価格情報はどうやれば得られるのか?」とトコトン追い求めて行かないといけないのです。
実は、上司は百も承知で、あなたや同僚に対してこのように演技をしているのです。
部下のモチベーションを高めるために腐心している訳です。こう言うことの1つずつの積み重ねが購買部門の組織風土になって行きますからね。
あなたも根本的な課題を抱えて大変でしょうが、上司だって大変なんですよね。
ブラックボックスになっている永遠のテーマ『妥当な価格』、あなたはどんな方法を使っていますか?どんどん磨いていますか?
今日の結論は、【価格の妥当性】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の26回目、です。
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編集後記)
遂に入梅宣言、とたんに雨のない毎日が続いています。お陰で、花壇の水やりで汗だくになっている今日この頃です。
さて、今回は、これ↓です。
青系やピンク系なら何ともないのですが、この鮮やかさ。
それにしても赤過ぎです。
アルカリ土壌とかアルミニウムが少ないなど、一般的に言われているようなことだけなのでしょうかね?
ひょっとしたら特殊な品種なのかも?
そう言えば、古い話ですが、
リトマス試験紙で、赤くなるのは酸性でしたっけ?アルカリ性だったかな?
理屈通りには行きませんよ
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理屈通りには行きませんよ
【納得したらおしまい】
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こんにちは、塩梅マンです。
ゴールデンウイークと言う口実で2回サボっていましたが、再開します。定期的に投稿しますので今まで以上にご愛読ください。
ところで、ここ1ケ月余り、このブログの表示がおかしくなってしまって読者の皆様にご迷惑をお掛けしました。本日(6月8日夕方)から正常に直りましたので引き続きご愛読願います。
前回は、【いくらで買うのか?】の23回目でした。
売り手と買い手のベクトルが逆向きになっている唯一のものは価格であるからこそ、価格には最大の情熱と時間を掛ける必要があることを解説しました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の24回目です。
今日の結論は、【納得したらおしまい】です。
あなたは価格を追及するとき何とか論理的にアプローチしようとしますよね。
例えば、値下げさせたい交渉の前に、「値下げするのは当然である」と主張するための論理を作るでしょう。又、それを裏づけできる証拠になる情報を集めたりするでしょう。
えっ、「何故、そうするのか?」ですか?
理由も理屈もなく「ひたすら、お願い!」、では効果が出ないでしょうから。さすがに無手勝流では仕事にはならないでしょうからね。
そして、論理の拠り所の1つがコストだったりしますよね。
即ち、「最近は、コストが、これこれの理由でこのくらい下がっているはずだから、それを返してください」、と。
あるいは、そこまで定量的でなくても、
「最近はあれがこうなってきたからこのぐらいは下げて貰えませんか?」
と言いたくなるでしょう。
では、これに対して相手はどう言って応答していますか?
色々な理由を出して、そんなことは無理だと言い張るでしょう。
又、こちらの論理が間違っていると指摘して、あなたの言い分を聞こうとしないのではありませんか?
と言うことで、あれやこれやと議論を交わして行きますが、結局は両者の言い分が繰り返されたりして平行線から抜け出せないとか・・・。
ところが、あなたの論理が強い場合は様子が変わってきませんか?
そうなのです。
売り手が窮した時に言う言葉は、
『そうは言っても、理屈通りに行かないのが価格と言うものなんですよ』
と。
で、ここであなたは納得したりするんですか?
冷静に考えてみてください。
(以下に続く)
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(続きです)
では、聞いてみてください。
1)理屈通りにならないのはどうしてですか?
2)御社では理屈通りにしないと言うことですか?
3)理屈通りにしないと言う業界としての暗黙のルールがあるのですか?
4)理屈通りにして貰える相手を探しますがよろしいですよね?
そう言うことなのです。
元来、価格はコストをベースにするのは当然ですから原理的には理屈通りなものなのですが、理屈を歪めるのは価格政策なのです。
勿論、私は価格政策を否定しているのではありません。それも当然な権利ですから。
しかし、価格政策と言うのは、各社各様であると言うことに気付いて欲しいのです。
又、仮に日本国内では業界としての暗黙のルールが働いている(独禁法は大丈夫かな?)とすれば、海外に目を転じればよいのです。
世界中で実質的に談合になっていると言うのなら諦めるしかありませんが・・・。でもそんな状態ならちょこちょこ見られるように独禁法に絡んでくるでしょうね。
要するに、価格が決まる場合、特定の相手との交渉力以前に、どこから買うのか?(メーカー選定)の方が遥かに重要だと言うことを忘れてはなりません。
言い換えると、
どこから買うかを決めてしまったら、相手の価格政策を認めたようなものだ
と言うことを自覚する必要があります。
と言うことで、購買の原点として、
『自由自在にメーカーを選定できる能力』
と言うのがあるのです。
あなたはこの能力を磨いていますか?
今日の結論は、【納得したらおしまい】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の25回目、です。
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編集後記)
5月末だと言うのにこの暑さ。時々、クーラーを使うような状況になっているので、今年の夏は一体どうなるのでしょうか?
さて、今回は、明石西公園で見かけた、これ↓です。
珍しい花の格好と、暖かい色合いが緑の中で冴えているところが気に入ったのです。
元来、普通のことでは感動しない性分なので、これに出会ったのは嬉しかったです。何か『私は生きている』と主張しているように見えませんか?
ですが、残念ながら名前は分かりません。ご存知なら教えてくださいね。
価格は最大の購買戦略
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価格は最大の購買戦略
【価格に掛けているか?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の22回目でした。
価格に対する捉え方の異なる3人に登場していただき、あなたはどのタイプになるのかを考えていただきました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の23回目です。
今日の結論は、【価格に掛けているか?】です。
では、先ず、購買がどんなことを決めているかを考えてみましょう。
漏れなく考えて行くために、5W2Hをベースにします。
(なぜ?)
購買が決めることは滅多にないでしょう。設計・研究開発が専ら決めているでしょう。
尚、将来目指すべきものとして、この部分で購買が機能を果たすことがあります。しかし、かなり先のことになるのでこれ以上は止めておきましょう。
(何を?)
購買が決めることが時々あるかも知れません。「それなら、これではなくあちらでもよいのでは?」と言った調子の仕様絡みの部分などです。
(いつ?)
購買が決めることは殆どないでしょう。稀に、発注単位や在庫量などの観点から関与することはあるでしょうが、専ら製造現場が決めているでしょう。
但し、納期トラブルなどの異常時には、不本意ながら購買の出番になります。
(どこで?)
購買が決める部分がかなりあるのではないでしょうか?「そこから買うんだったらこちらからでもいいのではないか?」と言う格好ですね。商流を設定したりメーカーを選択することなどです。
もう一つ踏む込んだところでは、「どこか作っているだろう?」とか「知らないメーカーを探そう」と言ったことなどがあるでしょう。
(誰が?)
購買が決める部分は少なくて、せいぜい購買組織内での、役割分担や局面毎の実行者などを考えることでしょう。
(どうやって?)
戦略面と戦術面で色々購買が決める部分がありそうです。
(いくらで?)
これこそ、専ら購買が決めているのではないでしょうか?役目柄他に決める人はいませんから。よしんば他の人が決めていたら越権行為ですね。
さて、では、次に、
上記の中で、売り手と買い手のベクトルが全く逆になっているのはどれなのかを厳選してみてください。
(以下に続く)
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いかがでしたか?
では、一緒にやってみましょう。
(なぜ?)
売り手は従うだけです。逆になってはいません。
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(どこで?)
これも、売り手は従うだけです。売り手は自分が選ばれるように努力をしますが、冷静に見ればやはり、買い手から選ばれる立場になっています。
但し、ここで逆のものがあります。それは商社を外そうとする時です。この時は、外そうとするあなたと外されまいとする商社とは全く逆関係になります。
(誰が?)
これも、売り手は従うだけです。逆になってはいません。
(どうやって?)
売り手は従うだけです。逆にはなっていません。
(いくらで?)
これはズバリ!、完璧に逆関係になっています。安く買いたいあなたと、高く売りたい売り手との関係になります。
さて、以上のことから何が分かったでしょうか?
1つ目は、後で商社を外そうと言うのは極めて困難だということです。
しかし、初めから商社が関係しないようにすればこの問題は解消できます。何でもかんでも商社に頼る購買構造は時代遅れではないのでしょうか?
因みに、商社は日本特有のビジネスモデルで、海外では商社と言うのはありませんが、商社機能は購買だけで実現できているのです。
2つ目は、価格です。
これは完全な逆向きですね。
この現実を素直に認めて、そこからどうあるべきかを考えることが必要なのではないでしょうか?
即ち、『価格は最大の購買戦略である』と言うことです。
ですから、CAPSリサーチ主催のアンケート結果にも見られるように、購買業務での最重要課題はコストダウンであると認識されているのは至極当然なことです。
『どう言う戦略を設定したら、買い手が満足できる価格を達成できるか?』を四六時中追求する必要があるのではないでしょうか?
あなたは、価格のために最大の精力を注いでいますか?
今日の結論は、【価格に掛けているか?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の24回目、です。
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編集後記)
昨日の雨で一気に花びらの絨毯ができてしまいましたね。いよいよ春から夏への始まりです。
さて、今回はこれ↓です。
「かあ、かあー」と騒々しい数日間が続いていた20数羽なのですが、気がついてみると。
初日はバラバラ。ほぼ等間隔で1羽ずつでしたが・・・。
ご覧の通り、2羽ずつ仲良く寄り添っているのです。
少し遅い春の到来、カラスの恋の季節です。
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あなたはどのタイプ?
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購買マンのタイプ
【あなたはどのタイプ?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の21回目でした。
見積価格を判断する決定的な根拠は変動コストであるとお話させていただきました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の22回目です。
今日の結論は、【あなたはどのタイプ?】です。
価格の決定に携わっている購買マンにはざっと言って以下の3つのタイプがあることをご存知ですか?
1人目はこうです。
この人は、そもそも、価格と言うものは実態のないものと考えています。従って、需要と供給を云々する以前に買える価格で買うだけに過ぎないと割り切っています。
では、2人目にご登場願いましょう。
価格は、需要と供給及び競合関係の中で必然的に決まると考えています。従って、競争原理を働かせたいとの期待で数社から見積を取ってそれを比較して狙う価格を嗅覚的に決めて行きます。あれやこれやの心理戦の中で値下げを手にできたらその成果に達成感と誇りを感じるのです。
最後の1人は捻くれ者で、こんな調子です。
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(続きです)
この人は、需要と供給及び競合が関連すると知りながらも、価格には必然性があると捉えています。従って、価格は人から聞き出したり公開された情報を頼るのでもなく合理的・数値的な根拠をベースに価格イメージを割り出して行きます。この人に取っては、見積価格は単なる参考情報に過ぎないとの発想が前提にあります。一言で言えば、ハイテク分野に比較的多いタイプです。
ところで、あなたはどのタイプでしょうか?あなたの隣の人は?上司は?
更に、将来、あなたはどのタイプになりたいと思われますか?そのためにはどんなことをしたらよいのでしょうか?
こんなことを考えながら購買の仕事をされると楽しくなるのかも知れませんよ。
今日の結論は、【あなたはどのタイプ?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の23回目、です。
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編集後記)
いよいよ待ち遠しかった春になりました。あなたのところでは桜は満開ですか?例年のことですが明石は瀬戸内では遅い方で、まだ殆ど開花していません。数日前に花冷えもあったので絶頂期は入学式頃になるのかも知れません。
さて、今回はこれ↓です。
えっ、一体何なのかって?
済みません。
一瞬の出来事で携帯電話しかなくて・・・。
前回の続きではないのですが、これ、ウグイスなんです。
「ホー、ホケキョ」のケキョの小節では、尻尾を振りながらケナ気に啼いているんですよ。
ね、メジロのように鮮やかな緑色ではないでしょう!と言ってもこれじゃ分かりっこないか。
普段は遠くの森の中から飛びかっている美しい声で心を和ませてくれるのですが、『こんなところで姿を見せていただき、ありがとう』と思わず感謝してしまいました。因みに、とべ動物園での2分足らずの出来事でした。
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見積価格を判断していますか?
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販売価格の絶対軸
【見積価格を判断していますか?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の20回目でした。減産と価格の関係は無関係である理由をお話しました。これで減産と言う営業マンから聞かされる言葉に動じることはなくなると思います。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の21回目です。
今日の結論は、【見積価格を判断していますか?】です。
化学原料を購買する場合、『いくらで買えるのか?』が結局のところ全てであることはご承知の通りです。
今時、使い物にならないようなひどい品質の原料は市場には滅多に出くわさないものです。変な原料を間違って購買することになるのではないかと言う懸念がないのですから、結局、最後に残る決め手は価格になると言う訳です。
そこで、問題になるのは、価格の限界はどこにあるのかと言うことになってきます。
あなたは限界の価格はどこにあると思いますか?
そうです。変動コストになります。
販売価格は、変動コスト+固定費コスト+その他費用+付加価値となっているのですから、最も根源的なのは変動コストと言えます。
即ち、どんな状況下でも、継続的にビジネスとして成立できるための最低限の販売価格は変動コストより下回ることはあり得ません。
その他のコストは色々な形でカバーできる余地があるのですが、こと変動コストに限っては決して譲ることができないコストなのです。
尚、この前提を覆す考え方として、『損して得とれ』式のビジネスモデルが最近増えてきています。
例えば、以前に浸透していた1円携帯電話などはその典型例ですね。プリンターの本体価格などもこの考え方に近いものでしょう。
しかし、それは、携帯電話を購入した人がその後、多額の維持費と電話使用料を使っていただけると確証があるからできる仕組みです。
プリンターの場合、販売価格が変動コストを下回っているとは思いませんが確かに安いと感じることは出来ます。この場合は、今後の各種サプライ部品(インク・トナー・印画紙など)で利益を確保する意図になっています。
消費者を顧客にした一般消費財の場合はこのモデルが成立する場合があるのですが、生産財の場合には殆どあり得ません。
購買した後に多額の出費が必然的に発生すると見込めるケースは滅多にないからです。
即ち、生産財の場合、原料を購買する度に、収支は基本的には完結するように仕組まれています。その後も取引が必ず継続することを担保できないからです。
1回の取引毎に、赤字にならないと言う条件が販売価格には必須なのです。
ですから、最低でも変動コストを下回る販売価格はあり得ないのです。
では、購買する立場で考えると、このことはどのように役立てることができるのでしょうか?
(以下に続く)
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(続きです)
まず、変動コストを算出します。
上述したように、これ以下には絶対ならない価格(限界の価格)を求めたことになります。
後、残っているのは、
この限界価格に、1)固定費コスト2)その他費用3)付加価値(適正利潤の確保が目安)を足して適正価格を求めることです。
こうやって、定量的に適正価格を求めることが出来れば、これを目標価格に設定して原料購買を実行すればよいことになります。極めて単純なことです。
この手順を踏めば、誰が担当してもほぼ同じ目標価格と結果に到達できることでしょう。
又、他の人に『おまえのハードルは低すぎるんだ!』と言った不満を感じさせることもなくなるはずです。
このやり方は、売り手から見積価格を手に入れることとは全く別次元のアプローチです。
従って、このやり方で設定した目標価格を基準に見積価格を判断することになります。
いや、判断できるように変えられるのです。
あなたが常識としてやっている方法、購買の人が誰でもやる方法、即ち、
『見積価格を取ってから、それを何とかできればいいなあ』
と言うやり方には判断がありません。もしあるとすれば、別の見積価格との比較しかありません。
そして、見積価格をいくら集めてみても、似たような見積価格が分かるだけです。
いずれにしても、常識化しているやり方は、入手した見積価格を基準にして仕事をしようとしているだけですね。
今後は、是非、上述したやり方を使って『一段高いレベルの仕事』ができるようになるといいですね。
尚、変動コストから『根拠を持って』販売価格を推定する方法は上記のコストダウンセミナーで学ぶことが出来ます。
今日の結論は、【見積価格を判断していますか?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の22回目、です。
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編集後記)
彼岸桜、さくらんぼなどはもう満開ですから、例年より早目の桜の季節がすぐそこまで来ているようですね。
さて、今回はこれ↓です。
メジロが喜んで蜜を吸いに群れている光景をよく見かける今日この頃ですが、目に飛び込んできた印象的な色合いに感動しました。
くちばしからおでこのところまで花粉を散りばめた黄緑色の愛らしい姿まで一緒に写っていたら最高だったのですが、シャッターの音がする前に、逃げられてしまいました。んーん、残念無念。
あっ、
メジロと言えば、例の花札(梅とうぐいす)の中の鳥をうぐいすと思っている人が多いそうですね。内のカミさんもその1人でした。
因みに、鳴き声は美しいのですが見た目のうぐいすは地味なんですよね。
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減産風邪を引くな!
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減産風邪を引くな!
【減産が値上げに繋がることはない】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の19回目でした。減産と価格の関係は無関係であることをお話しました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の20回目です。
今日の結論は、【減産が値上げに繋がることはない】です。
前回、減産と価格とは基本的には無関係であることを書きましたが、何となく納得されていないでしょうから、もう少し突っ込んでみましょう。
では、そもそも減産と言うのは一体何なのか?を考えてみましょう。
メーカーは何故減産をするのでしょうか?
理由は、販売量が減少しているから作りすぎて製品倉庫が溢れるのを避けるためですよね。勿論、他にも在庫することによる金の無駄もありますが・・・。
ここで、注意しなければならないことは、喜んでメーカーは減産しているのではないと言うことです。たくさん販売したいし、フル稼働で固定費も下げたいのが本音です。
要するに、販売量が減ったから止むを得ず生産量を減らす辛い選択なのです。そうです。減産の理由は極めて単純なのです。
ですから、もし、誰かがもっと買いたいと言ってくれたら、喜んで生産を増やして貰えるものなのです。
減産とはそもそもそんなことになっているのですね。
ところが、頭の回転の速い人、賢い人はそうは考えないのです。
減産になると自分らは買えなくなると思うのです。
では、何故、そう思うのでしょうか?
(以下に続く)
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今、無理やり販売増を目指すことは悪循環に嵌ることは皆さんご存知の通りです。
同様に、一般経費削減の強い圧力下ではありますが、コストダウンに関する出費を抑えたら益々ジリ貧になります。
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1)適正価格の考え方
2)原料購買業務のためのコンピテンシーリスト
3)主変動費と販売価格推定
4)直取引での留意点
5)価格交渉の心構え
6)開発購買の事例
7)複数購買化の考え方
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(続きです)
実は、自分たちが買っている価格は最も安価だと思っているからなんです。
そのメーカーが販売している多くのお客の中で最も安価になっているお客が自分たちであるから、最も利益率の低い自分たちへの供給は真っ先に止められてしまうと考えているのです。
では聞きますが、『最も安価に買っている』と言うのは本当でしょうか?それを証明できますか?
自分たちが最も安く買っていると思い込んでいるだけではありませんか?
又、百歩譲って、もしそうだとしても、
買いたいと言っているのに増産したくないメーカーがあるのでしょうか?
販売が確実視されるものなら、喜んで減産から増産に切り替えて販売増加を目指すのがメーカーの必然的な行動ではないのでしょうか?
ですから、結局、『減産と価格とは殆ど関係はない』と言うのが正しい認識なのではありませんか?
営業マンから『減産しますので宜しくお願いします』と言われても、『それなら値下げは諦めますので是非とも買わせてください』と言ってはいけないのです。
『ふーん、そうですか。大変ですね。でも安心してください。ちゃんと値下げしていただけたら買い続けますので減産しなくて済みますよ。では、再見積書を待っていますよ』と言いましょう。
今日の結論は、【減産が値上げに繋がることはない】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の21回目、です。
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編集後記)
日差しがぐっと明るくなって春がもう少しのところにあるのを予感できるようになって来ましたね。今日は暖かい快晴なので待ち遠しかった梅観に出かける予定にしています。
さて、今回はこれ↓です。
大阪市内のビル街を歩いていた時に目に飛び込んできたものです。これが花ですか?とビックリ。
「満作」と言うようですね。
充満している不景気風を吹き飛ばすような豊年満作を願いたいものです。
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ありますか?
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ありますか?
【減産と価格の関係】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の18回目でした。私の昔の体験を通じて、公開価格にはくれぐれも惑わされないように、とお話しました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の19回目です。
今日の結論は、【減産と価格の関係】です。
いきなりですが、
あなたは、メーカーが減産すると言う情報が気になりますか?
最近の報道などを見ていますと、100年に1回の大不況が到来していると言っています。
かつての超優良企業でも、大幅な黒字から大幅な赤字への下方修正が次々と報じられています。
そして、非正規社員の再契約停止、更には、本来なら聖域であるはずの従業員の削減まで大ナタが振られるようになって来ました。
そんな経済環境ですから販売不振は目に見えており、必然として、減産の情報も飛び交っております。
一方、原料購買部門には、社長・経営トップからも、事業部長からもコストダウンへの熱い期待が従来にも増して強まっていることでしょう。
しかし、実際の購買担当であるあなたが値下げの要求をしたら、営業マンからは『この製品は本格的な減産を決定しましたのでご了解ください。』と言われていませんか?
そして、この話を聞いたとき、あなたはどんな感情を抱きますか?
『ふーん、そーなんだ!お気の毒に』と思いますか?
それとも、
『これは大変だ。値下げなんて言ってる場合じゃない。安定供給こそ最優先しなくっちゃ!』と思いますか?
(以下に続く)
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■【化学原料のコストダウンセミナー】を募集中!
1)3月6日(金):大阪にて
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大阪をご希望の方:
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では、当日お会い出来ることを楽しみにしております。
●追記
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(続きです)
実は、
前者なら、ピンポーン、後者なら、ブーなのです。
『どうしてか?』ですか?
前者では、減産と値下げを関係のないものと捉えていますね。
一方、後者では、減産されると原料がまともに買えなくなるから値下げを要求していたら益々必要量の確保が出来なくなると認識していますね。
因みに、私の知ってる限りでは、後者の発想をされる方が非常に多いのです。
ですから、私は正直驚いています。
どうしてこのような発想になるのでしょうか?
不思議でたまりません。
だって、そうでしょう?
減産と価格とは原則的には関係ないものですからね。
今日の結論は、【減産と価格の関係】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の20回目、です。
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編集後記)
先日、春一番が吹き荒れて何となく早目の春の到来を感じさせる温かな陽気が続いていますね。極寒用のコートを着ていると恥ずかしく感じるこの頃です。
さて、今回はこれ↓です。
2回目の登場で恐縮ですが、敢えてこれをアップします。
前回の時は、撮影に成功した喜びだったのですが、今回はお友達になれた親近感が嬉しくなってこの写真となりました。
逆光なのが少し残念ですが、ど接近にも関わらず怖がずに悠然としている姿が『何にも言えネぇー!』。
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ご用心あれ!
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ご用心あれ!
【公開価格は魔物】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の17回目でした。私の昔の体験談で、頼りにしていた公開価格に問題があることに気付いたことを話しました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の18回目です。
今日の結論は、【公開価格は魔物】です。
前回、公開価格を判断基準にして購買価格を一喜一憂していたことを書きました。
しかし、やがて本当かな?との疑問が沸いてきたところまで説明しました。今日はその続きです。
私が喜んで見ていた価格は『購買価格』ではなく、『メーカーが開示されることを覚悟の上で出版社に提供する希望価格』だったと気付いたのです。
そう言えば、化学品の価格情報として世界的に最も有名なICISもトレーダーから入手している価格だそうです。決して、購買価格ではないのですね。
そこに気付いてから、私は公開される価格を収集することを全て止めました。そして、一切参考にしないと頭を180度切り替えました。(それまで毎週のように公開される価格データをコツコツと蓄積をしていましたが・・・)
それ以来、あの書籍に記載された価格と現状の購買価格を見比べることはなくなりました。比較は誤判断に直結する恐ろしいことですから。
ところで、一つだけ補足しておく必要があります。
それは、何故メーカーから提供される価格が当てに出来ないことなのか?と言うことです。
では、少し踏み込んで考えて見ましょう。
もし、ここで、メーカーから正直ベースで実勢価格が公開されたとします。
では、その結果得するのは誰で、損をするのは誰でしょうか?
そうです。得をするのは実勢価格を知ってしまった買い手です。何故ならそれを判断基準にして値下げや価格是正の行動を確信を持って実行することが出来るからです。
一方、売り手はどうでしょうか?
売り手は、実勢価格が公開されたことが脅威になるのです。
即ち、もっと高価に販売したいのに実勢価格が指標として使われることで非常にやりにくくなるからです。手の内が明かされてしまったのですから。
では、逆を考えて見ましょう。
メーカーが提供する価格を実勢価格より高価な希望価格にしておいたらどうでしょうか?
その場合、誰が得をして、誰が損をするのでしょうか?
(以下に続く)
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(続きです)
その通りです。
この場合であれば、売り手は公開された価格より少し安くすることで買い手を気持ちよくさせて楽に売れるようになります。そして、実は実勢価格よりも高価な公開価格なので抵抗も殆ど受けずに実勢価格より高く売ることができるわけです。
勿論、この場合、損をするのは買い手です。
しかし、実勢価格や適正価格などの判断基準がなければ、この公開価格と売り手からの見積価格を比較してすんなりと納得してしまうしかありませんよね。
この時には、買い手には何らの後ろめたさも沸かないのです。それどころか、正当な価格で購買していると思い込むことができるのです。
結局、公開価格は、誰が提供するデータであるのかをシッカリ踏まえてしか使ってはならないのです。いや、むしろ、そんなものならば知らない方がよっぽどマシなわけです。
又、公開価格しかない状況では極めて弱い立場になる必然性があることに買い手は気付く必要があります。
これにまつわる噂話で次のようなことがあります。
あるメーカーの営業マンが出版社にクレームを付けたのです。言い分はこうです。
『おたくの書籍でこんな価格を記載して貰っては困る。営業妨害するつもりか!出版社の分際で何の権限があるんだ!』
いかがですか?
公開される価格は売り手側からの情報操作の臭いがプンプンしていることをくれぐれも忘れないで下さい。
新聞などの記事も同じようなことが言えます。
よくあるのは市況価格の変動や値上げなどの記事をあなたも頻繁に読んでいることでしょう。しかし、これには注意が必要です。
『●●%値上げへ』とか、偶には実勢価格らしい数値まで書かれていたりしますよね。
これも発信側(新聞社ではありません)の情報操作がしたたかに仕組まれているのが常識です。
即ち、『●●%値上げへ』と言うのは、見かけ上のアドバルーンであって、売り手側の本音はそれよりかなり低い値上げ幅、例えば、その半分辺りに落としどころを設定していたりするものです。
又、時々記載される実勢価格らしい数値にも踊らされてはなりません。記載する数値はよくよく考えられて公開されているのですから。逆算したりするのは大歓迎なのです。
即ち、公開されることで提供者が得するようになっているのです。
そのように、価格と言うものは厄介で不透明なものです。
公開されている価格情報に振り回されることのないようにくれぐれも気を付けてください。
今日の結論は、【公開価格は魔物】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の19回目、です。
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編集後記)
2月になりましたね。インフルエンザへのリスクがマスコミで盛んに取上げられていますがそんなものは気にせず、極寒のこの時期を健康に乗り切りましょう。
さて、今回はこれ↓です。
ハーモニカコンサート会場でひょっこり見つけてびっくりしました。
花びらの格好からするとダリアの1種なのかなあ?と言った感じですが、それにしてもこの色は素晴らしい。
黒ダリアと言うと赤と黒を足して2で割ったように赤味がかなり混ざっていると思うのですがね・・・?
何事でも珍しいものがり屋の私にはピッタリの花。『これは春から縁起がいいぞ』と1人ご満悦に浸っています。
うわっはっはっ!
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公開価格とはなに?
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価格情報
【公開価格とは?】
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こんにちは、塩梅マンです。
前回は、【いくらで買うのか?】の16回目でした。原料購買の現場で出くわす空気について話しました。
そして、安定供給最優先とか、QCDのバランスなどの発想が結構根強いのですが、やっぱり購買業務で膨大な精力を掛けないと出来るはずがない最も重要なものは『価格の追求』であると言うことを述べました。
さて、今日は、【いくらで買うのか?】の17回目です。
今日の結論は、【公開価格とはなに?】です。
ちょっと恥晒らしになるのですが、敢えてあなたの参考になればと思いますので、昔、私が原料購買部門に入った頃のことを話しましょう。
当時の私の一番の疑問は、
『購買価格が適正かどうかみんなはどうやって判断しているのだろうか?』と言うことでした。
そんな発想が出てしまうのは、私が研究開発部門で仕事をしていたから習性でしょうかね。
私が相手にしている対象は、自然科学であり、原因と結果の関係を追求することで道を切り開いていく世界にいました。
勿論、この世界では嘘は絶対に許されないです。
自然現象を素直にあるがままに受け止め、それを意図する方向にどうやれば変えられるのか?を合理的・論理的・原理的に創造していくことが求められるのです。そして、世界一であることが。
ですから、原料購買と言う人間の営みにも多くの必然性や合理性などが作用していると思っていたわけです。
当然ながら、原料購買の最も根源的なテーマである価格に関しても、偶然ではなくある種の必然性があるはずで、それを現実の購買担当者はどう扱っているのかに最大の興味があったのです。
自然科学の世界では、有史以来の人間の知識と知恵の集大成は文献として残され、後に続く人はそれを踏まえた上で、更にそこから創造することを目指すやり方は全くの常識であるわけです。誰でもやらなければ前に進めません。
逆に言うと、それすらしない人は99%創造行為は出来ないわけです。
即ち、人間一個人の力ではほとんど何も出来ない世界なのです。
そこで、当時の新米であった私がやったことは、『知ることができる価格』を調べることから始めたのです。
業界新聞とか専門誌とか色々調べました。
その中で最も網羅的で便利だったのが『***の化学商品』と言う書籍でした。
これを見ると大抵の化学原料の価格が記載されているのです。
こんなありがたいものはない。日本に限らず、世界中でも同じようなものがあればいいのになあ。
そう思って、購買実績とこの価格とを見比べて、
『これは安く買えていないな』
『これは結構お得になっているな』
『これは凄く安く買えている。素晴らしい!』
などと判断して内心喜んでいました。
と同時に、自分の所属している原料購買部門は高い購買能力を持っている人達の集まりなのだなと誇らしく思ったりもしました。
ところが、そうこうしている内に何かしらの疑問がフツフツと沸いてきたのです。
(以下に続く)
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■【化学原料のコストダウンセミナー(東京)】の募集は終了しました。ご参加、ありがとうございました。
尚、今後の予定は、下記の通りとなっておりますので、今回参加出来なかった方は次のチャンスをご利用ください。
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(続きです)
『どうして、ウチはこんなに安く買えているのだろうか?』
『どんな能力を持っているのだろうか?』
『それは、どの人が持っているのだろうか?』
しかし、その理由がどう考えても見つからないのです。
この人は普通のことしかやっていない。
この人はいつものやり方をやっているだけだ。
この人は適正価格を知っているとはとても考えられない。
価格を一生懸命調べている人はどこにもいないではないか?
そこで、私はこの書籍の出版社に聞いてみたのです。
『ここに価格が書かれていますが、どこからデータは入手するのですか?』
果たして答えは何だったと思いますか?
『メーカーや商社・代理店からデータは入手しています』
これがその答えだったのです。
私は、てっきり購買者から入手したデータと思っていました。
私がバカだったのですね。
価格データを集める出版社の立場になって考えてみたら分かることでした。
では、どこに聞けば欲しいデータが得られるのか?
問合せ先としてメーカーに聞くのが最も空振りが少なくデータを入手できるのは当たり前のことですよね。
一方、購買者に購入価格を聞くのは殆ど現実的には不可能ですよね。何故なら、聞いた相手がどんな原料を購買しているのかすら殆ど分からないことですから。
即ち、●●と言う原料の実勢価格を確実に聞き出せる相手は、●●と言う製品を作っているメーカーが最も適しているし、間違いがないわけです。
一方、私のような原料購買をしている立場の人が最も実勢価格を知りたいのですが、そこで必要なデータとは購買価格なんですよね。
今日の結論は、【公開価格とはなに?】でした。
では、今日はここまで。次回は、【いくらで買うのか?】の18回目、です。この続きをやります。
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編集後記)
新年が明けたと思ったら、もう1月半ばになりましたね。3月末までの時間は特別に短いと感じさせられる時期が到来しました。スピードアップして行きましょう。
さて、今回はこれ↓です。
例年のことなのですが、オンパレードです。
明石公園(明石城址)は海岸から遠くないので、今の時期にはこれはよく見かける光景です。
今回は規模はやや小さいが20-30羽の群れをなしてズラリと整列しています。パンなどは大好物のようで、果敢に腕に止まって来る度胸のあるやつもいます。
元来、鳥は警戒心が強く、人間との間合い以上には近づくことが難しいものですが、このユリカモメたちは人なつっこく、可愛らしいものです。
因みに、大蔵海岸にある離れ波止では数百羽が群れており、コンクリートをすっかり覆って真っ白になっています。
冬真っ盛りを実感させてくれます。と言うことは春も近いわけです。


